AEW:PPV「All In」は興行収益1000万ドル以上を突破!さらに10月1日に故アントニオ猪木を称える新たなPPV「WrestleDream」開催発表、新日のレスラーも多数参加の模様!!

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  AEW All Inは史上最大のプロレスイベントと宣伝され、同イベントはプロレスとAEWの主要記録を塗り替えました。AEWの発表によると、AEW All Inはヨーロッパで行われたプロレスイベントとしては史上最大の観客動員数を記録し、AEW史上最高の収益を上げたイベントであり、史上最大のプロレスゲートのひとつとなり、1000万ドル以上の収益を上げた。 AEWから: 「AEW:オール・イン・ロンドン」複数のレコードを打ち砕く --Global Pay-Per-View EventがAEW史上最高の収益イベントとなり、ヨーロッパで開催されたプロレスイベントとしては過去最大のものとなる-- 2023年8月27日-オール・エリート・レスリング (AEW) は今夜、「AEW:オール・イン・ロンドン」がプロレス業界全体で複数の記録を塗り替えたと発表した。チケットは完売し世界中に放送され、70カ国以上から81,035人のファンがロンドンのウェンブリー・スタジアムに集結し、ヨーロッパのプロレスイベント史上最大の観客動員数を記録した。 さらに、「AEW:オール・イン・ロンドン」はAEW史上最高の興行収入を記録し、史上最大級のプロレスゲートとなり、1000万ドル以上を稼ぎ出した。 AEWのCEO兼GM兼クリエイティブ部門の責任者であるトニー・カーンは、「「AEW:オール・イン・ロンドン」は記念碑的な業績となり、AEWがここに留まるだけでなく、世界中に強大な力を持っていることを世界に示した。」とし、 「この成功は、素晴らしいメンバーと優秀なスタッフ、そして私と同じくらいAEWブランドを熱烈に信じているWBDの同僚たち、そしてウェンブリー・スタジアムやライブ・ネーションUK、ITVの素晴らしいパートナーたちが、この夢を実現するためにたゆまぬ努力をしてくれていなければ不可能でした。」 「最も重要なことは、AEWの信じられないほど忠実なファンたちに感謝することである。彼らの多くは、イベントに参加するために世界中からロンドンを訪れ、最初から私たちと一緒にいてくれた。この待望の瞬間を皆さんと共に祝い、再び歴史に名を刻む2024年のウェンブリー・スタジアムへの帰還を楽しみにしています。」。 今夜のイベントで発表されたように、「AEW:オール・イン・ロンドン」は2024年8月25日の日曜日にウェン

プロレスで覚える「物事の転がし方」

先程、サンフランシスコで開催されていた新日本プロレスの興行が終わりました。メインは、IWGPヘビー王座戦、ケニー・オメガvsコーディーの1戦。さらに、メイン後には今後の勢力図を大きく変える事件も起きたのです。
ま ずは、彼等の所属するBullet Clubというユニットの歴史を紐解きましょう。新日に所属していた外国人選手が結託し、プリンスディヴット、バッドラックファレ、タマトンガをオリジナ ルメンバーとなって、結成されました。当時の外国人選手はなかなかベルトに絡むような戦いに組み込まれず、自分達が強いということを主張として組まれまし た。
様々なネットワークを駆使し、その勢力を拡大する中でケニーもここに加わります。次第に頭角を表し、Bullet Clubのリーダーへと成り上がります。ケニーは同時にアメリカでも活動しており、親友であるヤングバックスとアメリカインディー団体で活躍していました。
一方、コーディーはプロレス史上に名を残す名レスラーダスティ=ローデスの息子として、WWEの選手として活動していましたが、自らの求めるレスリングをするため離脱。アメリカで他の団体に出始めると、ケニーやヤングバックスと遭遇し、結託するようになったのです。
し かし、究極のエリートであるコーディーは次第にリーダーであるケニーの存在が目障りに。事あるごとに衝突していた両者はBullet Club全体を巻き込んで、分断する事態に陥ります。ケニーは親友だったヤングバックスとも仲をこじらせてしまい、たった一人になってしまいました。
先月、オカダ・カズチカとの一騎打ちて悲願だったIWGPヘビー級王座を奪取したケニーの前には、なんとか仲直りをしたかったヤングバックスが現れ、これを祝福。コーディーも花道に姿を現したものの、何も声をかけずにバックステージへと消えていったのです。

という感じで、この一戦にいたるまでのストーリーを解説しましたが、この流れには今までプロレスではありえなかった手法でここまでの複雑なストーリーを紡いできました。
それは【Youtube】
ヤングバックスの二人は、常に自分達で動画撮影、編集、アップロードを手掛け、週に一本以上のペースで自分達や周りのレスラーに何が起きているのかを見せてきたのです。
これまで世界的にプロレスは、テレビが主体となった構造でした。週一、二回の放送があり、選手にSNSの活用を促してはきましたが、リングの上で起きていることを補足するまでには至らなかったのです。
そ こを、新日本プロレスで起きたいざこざをアメリカのプロレスのバックステージで話していたり、試合後のホテルで自らの行動を悔いたり、そのレスラー同士な ら起こりうるであろうリアリティのある動画をYoutubeで自ら出していくことでストーリー自体への期待を膨らませていきました。

試 合は、テーブルやラダーが飛び交う危険な試合となりましたが、ケニーが勝利。試合後には互いに握手をし、ついにこじれていた関係は雪解けしたかと思われた その時、Bullet Clubオリジナルメンバーであるタマトンガが実弟タンガロアや実父キングハクを連れて、ケニー達を襲撃したのです。
こ れに他のBullet Clubメンバーもバックステージから飛び出してきますが、タマトンガ達が全員蹴散らしてしまいます。一度、バックステージに戻ったコーディーが騒ぎを聞 きつけ痛めた左足を引きずりながらリングに戻ると、倒れたケニーの前に立ち、パイプ椅子を渡されます。またしてもケニーを裏切るのかと思われた瞬間、コー ディーはタマトンガの腹部に椅子を叩きつけました。タマトンガ達の離反というサプライズがありましたが、残されたコーディーは倒れ込んだケニーとハグを交 わし、ついに再び一つになったのでした。

もう一つのポイントがあります。プロレスには【サプライズ】がつきものです。かつての新日本プロレスならアントニオ猪木が白昼の新宿伊勢丹でタイガー・ジェット・シンに襲撃されるなど、常にメディアで取り上げられるようなサプライズを仕掛けてきました。
今ならSNSのトレンドに上がるかどうかというのも一つの指標になるかと思います。ですが、単発の炎上ではなく、きちんとこの次に何が起こるんだろうという期待のあるサプライズである必要があります。
昨今、話題に上がればいいという風潮を強く感じますし、得てしてそういう人はまるで自らがヒールであるかのように振る舞うのですが、果たしてそれで儲かっているのは誰でしょうか。
みなさんが今していることに、【サプライズ】はありますか?今していることに、ファンはいますか?その人たちに上手くSNSで伝わっていますか?

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