WWE:元MLWレスラー、ランス・アノアイがタマ・トンガについて語る「ハクは俺達のおじさんでタマは俺達のファミリーだ。一人ぼっちのジェイを助けることも出来る」

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  アノアイ家はTama Tongaを自分たちのものと考えている。 本誌のデイブ・メルツァーが昨日報じたところによると、トンガはWWEに向かっており、一部のファンは彼が到着したときにThe Bloodlineに参加する可能性があるのではないかと考えています。 今月初めのレッスルマニア40の記者会見で披露された 「ザ・ロック」 の家系図にはトンガは登場しなかったが、ハク (トンガ・フィフィフィタ) と彼の息子たちは王朝の一部と考えられています。 元MLWのレスラー、ランス・アノアイは最近、スティーブ・フォールとトンガ、兄弟、父親との家族関係について話しました。 アノアイ氏は次のように述べている。 「ハクは俺達のおじさんだよ。彼を尊敬しています。島の文化に似ていると思います。みんな南太平洋から来たんだ。だから島民は1つの品種のように人間をくっつけているだけなんです。でもね、タマトンガの成長を見たんだ。私は日本にいる間彼らと遊んだ。私たちのスケジュールが合って夕食を食べることを祝福したときはいつでも。そこにはいつも愛がある。本当かどうかは知らないけど。タマトンガがサインしたとネットで読んでいます。彼がそうしたなら、彼のために良いことだ、十分に値すると思う。」 アノアイ氏は引き続き、トンガがRawでジェイ・ウーソと連携することを望んでいると述べた。 「ジェイはひとりぼっちだ。タマは家族だと思っています。だから、ジェイは助けを借りられると思う。特にソロとジミーが壁を乗り越えてジェイを攻撃し続けているのを知っているときに、私はレッスルマニアの試合を信じているので、うまくいけばセットアップ。それが私たちが望んでいることです。」 2人の間に血縁関係がないにもかかわらず、ロックは長い間ハクのことをおじさんと呼んできた。2015年、彼は 「トンガおじさん」 にトラックをプレゼントしています。 トンガと弟のタンガ・ロアは、ゲリラズ・オブ・ディスティニーとしてNJPWで7回のIWGPタッグ王者です。トンガがバレットクラブから追い出された後、グループは現在、ロア、ヒクレオ、邪道、ELPで構成されています。ヒクレオとELPは現在のストロングオープンウェイトタッグ王者です。 ランスは10月にMLWから釈放されました。彼は以前のインタビューで、解雇を求めた理由の一部は、WWEの番組で家族と一緒にい

『G1CLIMAX29〜Vanishing point〜』に見るプロレスSNSの新時代




新日本プロレスがG1 CLIMAXの裏側をまとめた映像を公開した。この映像、プロレス業界におけるSNSの利用方法として新しい時代の幕開けを感じさせたのである。
内容としては、G1 CLIMAXの一ヶ月以上に及ぶ世界で最も過酷と呼ばれるリーグ戦を、印象的なフィニッシュシーンと得失点を追いながら、選手のインタビューを交えつつ見せる、という内容となっている。
何に驚いたのか、追っていきたいと思う。
 

【再生時間1時間越え、なのに無料で公開】

このnoteでも、Youtubeなどの話をする際にトレンドの再生時間は10分程度であるということを何度か話しているが、この動画、なんと再生時間1時間越え。番組としての全てを無料で公開しているのである。
10分という再生時間には複数の要因があるのだが、この動画を1時間という驚異的な長さで公開した理由として、"G1 CLIMAXという異例のリーグ戦"と"これまでの動画と目的が異なる"という2つの理由が考えられる。
ま ず、"G1 CLIMAXという異例のリーグ戦"というところで見ると、世界的に見ても1ヶ月以上に及ぶシングルリーグ戦などありえない。つまり、構造としてリーグ戦 を重ねる中で怪我を庇いながらも戦う様を見せる。レスラーの人生というのはよく旅に例えられるが、それを1ヶ月に凝縮したものを見る楽しみがある。コンテ ンツとしての熱量、重さ、質というものを考えると、1時間という長さでその片鱗を味わうには十分だと言える。
また、メイ社長が語るところの、本物であるという言葉はここにも繋がっているように思う。例えばかつてならこういうインタビューを混ぜた動画というのは、VHSやDVDの選手の特集などではよく発売されていた。
し かし、課金ルートが変わってきた今、試合の凄さだけではなく、選手自身の言葉であの瞬間どう思っていたかということに触れたドキュメンタリー調の動画にす ることで、G1 CLIMAXという厳しさのリアリティを補完しているように感じた。これは日本国内だけではなく、海外の、新日本式のプロレス、ハードヒット、ハードワー クなスタイルに惹かれている人により深く刺すための思惑が見えるのだ。
次に"これまでの動画と目的が異なる"という点だが、新日本プロレスには新日本プロレスワールドという自社プラットフォームがある。つまり、1時間という質の高い動画を作ったのであれば、本来そちらで本編を見せればいい。



これはAbemaTVのしくじり先生という番組がYoutubeで公開されている動画で、9分程のその回の一番面白い流れを見せるダイジェスト版で概要欄からAbemaTVへと誘導している。
自 社プラットフォームに誘導しなければ、再生数などのカウントが伸びないことを考えれば、これは当然の方法である。むしろ一般的なテレビの予告なら30秒以 下、今期話題になったドラマ『あなたの番です』予告は60秒となっている。AbemaTVの10分に迫る長さも今までのTVメディアにはない方法論だっ た。
今回の動画と同じような方法を取っているのは、ディスカバリーチャンネルだ。


チャ ンネルの中でも人気のサバイバルゲームシリーズを期間限定ながらも、フルで公開している。これは番組としての構成がしっかりと成立していて、こんなに面白 いならもっと見たいと思わせるからこそ出来るのだ。(さらに先日、ディスカバリーチャンネルを見放題できる専用アプリも公開された)
つまり、この動画は新日本プロレスにとって、最も良質のコンテンツを使って、レベルの高い構成の動画で、新日本プロレスにおけるプロレスの神髄を、より多くの、世界中のレスリングファンに公開する事でブランディングを高めるための動画と捉えられるのだ。
 

【この動画の何が脅威なのか】

驚いたのは、それだけではない。この動画が公開される前にGet sportsというテレビ番組でG1期間中のオカダ・カズチカに40日に及ぶ密着をするという番組が放映された。
オカダは出演するが迷ったが、プロレスラーがリング外でも戦っているんだということを知ってもらうために取材を受けたというこの番組は、オカダの見せる強くてカッコイイ姿と、それを見せるために努力する様というのが鮮明に描き出されていた。
こ れまでにも、棚橋や内藤がこういう密着取材を受けて、レスラーとしての生き様やかっこよさというものを見せることで、プロレスのアスリート性を提示してき たわけだが、今回の動画はその長さ、構成という意味でも、一本の番組的にプロレスの内実を見せようとした意欲作だった。
今までは地上波のTVに取り上げられることだけが、質や量において認められる方法だったわけだが、これにより新日本プロレスは自社で制作した動画でそれと同じレベルのことを始めれる可能性を提示したと言える。
これはまさにこの後数年以内に、テレビ局側が資本と技術を持った上でインターネットの既存プラットフォーム側に入ってくると言われている流れに対抗するものである。
新日本プロレスはこれまでにも外国人選手やLA道場を主題においたドキュメンタリーを作ってきたが、25分程度の内容を2本、または4本という形で構成していたものを、1時間という長さに変えてきた部分も、挑戦的であり驚異的だなと感じたのだ。
 

【動画編集スキルが当たり前の時代に】

インスタグラムなどのSNSの普及により、個人発信の方法において動画のインパクトがどんどんと増している。Twitterに投稿されたスマートフォンで撮った動画が大きな話題となることもある。
特 に日本企業の多くが、広告は広告代理店のものという意識が強く、そういうスキルは自分達の商売に直接関係のないものと考えがちだ。確かにそこにお金をかけ れるなら別だが、今のこの国の中小企業を見るとそうではないし、お金をかけて誰かに任せるにしてもそれがよいものかどうかを計るには知っているべきスキル である。
特にプロレスというのは、虚実入り交じったエンターテイメントであり、情報量、質、解像度が上がる程に 強度が増していく。つまり、試合があるとして、その周囲で起こること、バックステージのこと、普段の移動、練習中、選手の内面、様々なことの情報をどう やって出すか、質のいい情報を出すかはその試合への気持ちを引き込む装置となる。
これまではそれが文章だったり、写真だったりという形だったが、動画の撮影、視聴環境が整ってきたことで、どうやって動画でそれを見せるか、編集して質を上げていくのかという時代に突入していく予感を感じさせる。
例えば、棚橋のインスタグラムは試合での姿とは裏腹にファッショナブルな一面を見せるのに成功している。そこに今、セレブの間で流行り始めているVLOGのようなスタイルの動画を入れることで、ジムでのトレーニングの様が手軽に見れるとさらにファンが増える可能性がある。
今の中学生、高校生くらいは、スマートフォンで簡単な動画のカット、トリム、エフェクト、効果音をつけるくらいのことはこなしてしまう。それは放送部のようなナードな趣味ではなく、普通の子もこなす当たり前のことになっている。
動画を生配信するということもそうだ。分からない人間は大変な機材が必要なんじゃないかと考えてしまうが、いざとなったらスマートフォン1つでそれをこなしてしまえることを分かっている。
出来ない、必要ないではなく、既に求められている方法が変わっていることに気付かなければいけない状況であることを知る必要がある。
 



女子プロレス団体だが、我闘雲舞が公開している試合の動画は日本の国内団体の中でも特殊だ。そもそもタイで旗揚げ日本と両国で活動をしているという状況もあり、動画のナレーションは全て英語、概要欄も基本英語なのだ。
動画の公開も速ければ、試合から1週間程度で公開されるなど、団体規模から考えれば驚異的な速度といえる。これもアイスリボンとして活動してた頃にインターネットを通じて様々な動画コンテンツの提供方法を模索してきた結果なのではないだろうか。
袂を分かったアイスリボンもビッグマッチに向けて、選手の内面を掘り下げる動画をシリーズ化するなど興味深い活動をしている。しかし、それはプロモーションとして重要なアイデアではないだろうか。
 
新日本プロレスの隆盛を語る際に、新日本プロレスワールドによって収益構造が変化したことはよく言われているが、この動画の登場によってワールドでどんな動画を出すかだけではない、新たな動画コンテンツの利用が見えてきた。



https://www.wrestlingismylife.fun/search/label/NEW%20JAPAN




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