ゴチャゴチャ言わんと

結局プロレスとは何か論を今更説いてるのが良くなくて 今何と戦っているのかが俯瞰で見れてたら 寝言言ってる場合じゃないと思うんだよね、正直。 多分だけど、関係者がプロレスはすごいと思い過ぎてる。 プロレスを見たら感動してもらえると思い過ぎてる。 だから、見に来てくださいが二言目に出る。 今、ありとあらゆることが/パフォーマンスで見られている。 つまり、時間なのか価値なのか それに見合うだけの見返りがあるかということを感じられなかったら 消費されない時代だということを考えたら そこに足を運んで、ライブを見るということの パフォーマンスの悪さを意識してほしい。 そもそもソーシャルメディアでの人気もない 若者の間で話題にもなってない プロレスってやっているのかいい大人ですら知らない 誰がいるかも知られてない、というのは 価値がないと同等なのだということを もう少し真剣に考えたほうがいい。 結局、環状線の外に届くためには 恋愛リアリティショーに出るとか 夕方情報番組のマスコットになるとか ドキュメンタリーオーディションで知られるとか オリンピアンがデビューするとか そういうきっかけが無ければ起こり得ない 今上げたどこにもその団体は入ってない すなわち何もやってないと同じ。 どんだけ話題になったって 話題にしているのは村の中の人間でしか無い 村の外の人間は ソシャゲだ音楽だドラマだ 反社の恋愛だ 何かを見るのに忙しい プロレスがやらなきゃいけないのは その時間をどうやって奪えるか やれてる? やれてなくない? Netflixのドラマみたいに衝撃的な展開はある? 反社の恋愛みたいにドキドキする? 音楽みたいにカリスマ性はある? ライブ会場みたいな演出は? 何もかもをエンターテイメントとして 中途半端にしてプロレスすごいは都合が良すぎると思う。 どんな試合をしようが 箸にも棒にもかからないなら 存在しないも同じでは?

超満員のゼロワンとスーパーJカップに思う事


7.28 後楽園 ゼロワンの年間最大のビックマッチ火祭り決勝戦が行われ、西側バルコニーを解放するほどの超満員1612人となった。前回3月の後楽園は、18周年記念興行ながら758人という来場者数に留まったことを考えると、倍以上の集客となった。
メインの火祭り決勝戦は火野裕士が若い岩崎永遠を退けて初優勝を遂げる展開となったわけだが、今やゼロワンに欠かせない存在となった火野の大人げない程キツく決まった最後のFucking Bombはやはり壁の高さを見せつけた。
ゼ ロワンという団体はかつて橋本真也が新日本を離脱し、創立した団体である。その後、橋本の死去や裁判沙汰になる死亡事故など様々なことがあり、段々と規模 が縮小、東京でのビックマッチでも来場者数が400人程度まで落ち込むような状況になったという。過去には若かりし頃のAJスタイルズやサモア・ジョーも 参戦したことがあるのだが、幅広い外国人選手の参加は目玉の1つだった。
今回の後楽園、メインの火祭り決勝はも ちろんなのだが、セミには大谷、高岩vsライガー、サスケのタッグマッチが組まれていた。かつて90年代新日ジュニアの最高峰とも言える抗争となった大 谷、高岩など若手組とライガーが対峙し、さらにサスケが彩る一戦を見るために多くのお客さんが来場したのは間違いない。試合後、ライガーは来年1月での引 退までにゼロワンにまた上がることを約束して見せた事が話題になっている。
そこで、気になった事がある。
新 日本プロレスで来月、スーパーJカップが開催される。今年はアメリカでの三連戦となるのだが、ここに誰がラインナップされるのか注目を集めている。だが、 一昨年のスーパーJカップでは結果的に新日本内のユニット抗争を回収するに過ぎず、何人かのインディー団体から上がった選手を活かしきらずに終わってし まったことへの批判が非常に大きかった。
デイビーボーイスミスJr.離脱の告白により、参戦選手の起用方法について揺れる最中、スーパーJカップがどうあるべきか、新日本は少し考えてみてほしいのだ。
スー パーJカップというのは、ライガーが団体の垣根を取っ払っていい選手をもっと世に広めるべく、門戸を広く解放して開催をしたジュニアの祭典であり、外道 も、TAKAみちのくも、サスケも、ウルティモ・ドラゴンもみんなこのスーパーJカップを経て、爆発的な認知を得たし、先ほど出たサモア・ジョーのような 00年代のインディー選手は擦り切れる程このVHSを見てきたと言われている。
確かに、CMLL、ROHとの提 携があり、イギリスマット、オーストラリアマットとの関係も強めている現在、日本のインディー選手にこだわる必要こそないのかもしれないが、スーパーJ カップという名称を使う以上、新日本プロレスのお家事情を持ち込むのはナンセンスだと思うのだ。それではベストオブスーパージュニアと何が違うというのだ ろうか。
まだ国内開催だった一昨年の興行ですら新日本の中のストーリーを持ち込んでしまったのに、アメリカで開催する今年はただ冠を利用しただけの大会になってしまわないだろうか。
大 谷、高岩、サスケと同じリングに上がるライガーという画にかつてスーパーJカップを提言した時の熱さと身軽さを思い出したのだ。ライガーは著作の中で、会 社の人間の後押し、手助けがなければ出来なかったと語ってはいるものの、スーパーJカップの意義というものは少なからず押し通されてきたと思う。
か つてのスーパーJカップというのは、本当に夢のような顔合わせだった。名も知らないような選手が驚くようなムーブを見せるジュニアの華やかさや強さを繰り 広げる、ヘビー級にはない戦いの場だった。だが、今はインターネットも根付いてる中、例えば、前回お話したようなPWGのバトル・オブ・ロサンゼルスのよ うなアメリカインディー界の中のトーナメント戦なども存在している状況で、もし新日本中心のスーパーJカップを開催したところで世界の人々が見たいものが 見れるのか。
漏れ聞こえてくる新日本内部の声としては、新日本に属従してくれるかどうかが重要視される一方、外 国人選手は飽和状態にあるということはこのスーパーJカップにとっても重要な問題と言える。一体、誰をトーナメントに入れ、どんな内容にするか。これは G1以上に、世界中のレスリングファンが注目し、今後新日本が海外戦略としてどういうスタンスを取るのかが明らかになると言える。今一度立ち止まって、新 日本プロレスの何が求められているのか考えてみるべきではないだろうか。



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