2021年3月31日水曜日
WWE:ロングインタビュー、リア・リプリーが語るRawデビュー、レッスルマニアでのASUKA戦、シャーロット参戦の噂について
元NXTのスターは、先週の「マンデーナイト・ロウ」のデビュー戦で、レッスルマニア37でのRAW女子王者アスカへの挑戦を表明しました。これにより、彼女は昨年はパンデミックによって逃したレイモンド・ジェームス・スタジアムでのパフォーマンスのセカンドチャンスを得ることが出来ました。齢24歳のリア・リプリーに話を聞きます。
NY:1年前、あなたは、レイモンド・ジェームズ・スタジアムでの初のレッスルマニアに向けて撮影を行っていました。しかし、パンデミックによってそれは実現しませんでした。1年後、世界があなたにチャンスをもたらしてくれることを考えていましたか?
「もちろんです。私の最初のレッスルマニアがパフォーマンスセンターで行われたことを考えると、面白いですね。私にとっては、とてもエキサイティングなことです。観客のみなさんの顔を実際に見るのが待ち遠しいです。」
ROH:フリーエージェントだったダルトン・キャッスルがROHと再契約と公式にリリース
ダルトン・キャッスルがROHと再契約しました。ROHから本日、正式に契約を結んだことがリリースされました。新契約の詳細は明らかにされていません。
Wrestling Incは1月にキャッスルがフリーエージェントになっていることを独占的に報じていました。その中で、ROHはキャッスルに対し、新たな契約を提示していたが、キャッスル側が他の会社を見ながらROHが提示したオファーを検討しているとしていました。
ROHはキャッスルの将来について様々な憶測が飛び交っていると指摘しますが、PPVでジョシュ・ウッズに勝利し、クイン・マッケイに対し「俺はどこにも行かないぜ、俺はリングオブオナーに残る」と発言していました。キャッスルがウッズに勝利したことは、彼が会社に残ることを決めたことを示していると見られています。
キャッスルは2013年にROHでデビューしました。元ROH世界王者であり、元ROH世界6人タッグ王者でもあります。3回目となるウッズへの勝利の前には、3月5日のROH TVショーで行われたピュアレスリング・ルールでもウッズに勝利。1月22日の同ルールではウッズに敗れています。昨年12月のPPV「Final Battle」ではレイ・ホルスには敗れています。
Wrestling Inc
2021年3月30日火曜日
ROH:ルーシュ「アンドラーデと私が友人であることは誰もが知っていますし、誰もが私達の最近の会話について知りたがっています。」
PPV「Anniversary Show」のメインイベントでルーシュはROH世界王者としての試合を拡大しようとしています。2度の王者経験をもつジェイ・リーサルに勝利することでROHの顔としての地位をさらに高めることになります。
ドラゴン・リーの兄であり、ラ・ベスティア・デル・リングの息子として知られるルーシュは彼の新しい派閥であるLa Faccion Ingobernable(LFI)に意味をもたらしました。ROHでは、勝利のためには手段を選ばない不死身のチャンピオンとして位置づけられており、その役割を見事に果たしています。
Sports Illustratedのインタビューでは、タイトル防衛戦、ROHでの家族での仕事、長年の友人であり新たなフリーエージェントとなったアンドラーデについて語りました。
SI:アンドラーデがWWEからリリースされたことは大きな話題ですね。あなた達の歴史と友情を考慮すると、アンドラーデがLFIとしてあなたの側で活躍してくれることを望みますか?
「アンドラーデは、全世界で最も偉大な選手の1人です。私達が友人であることは誰もが知っていますし、誰もが私達の最近の会話について知りたがっています。LFIは驚きに満ちています。今後、数ヶ月のうちに人々はそのことを知るでしょう。」
WWE:アンドラーデ、ドリュー・マッキンタイアやランディ・オートンとの関係について語る
3月21日、WWEは正式にアンドラーデをリリースしました。Lucha Libre Onlineの取材に対し、リリースにまつわる状況について語りました。
「パンデミックが始まった時、WWEは私をドリュー・マッキンタイアと一緒にしました。ドリューはNXTでもメインロースターでも私と一緒に行動してくれました。私達は試合をしましたが、プロデューサーがやってきて「ドリューがチャンプだから、モンスターのように見えるようにしてくれ」と言ってきました。しかし、ドリューは私のところに来て「自分をよく見せるために君を必要としているんじゃない、自分が最も得意とするレスリングをしてくれ」と言ってくれました。多くの人は私に良くしてくれました。ドリューもそうですし、ランディ・オートンもそうです。ランディは私に「なんでお前を使わないんだ」と聞いてきました。私はなんと言っていいのか、何が起こっているのかも分かりませんでした。その後、退団を決断しました。」
また、2018年にNXTからメインロースターに移籍した時に大金を稼いでいたこと、リリースを求める際にテーブルの上に置いてきたお金のことを語りました。
「WWEとは素晴らしい契約を結んでいたんだ。年間300万ドル(約3億円)、NXTから上がってくる多くの選手よりもずっと多い。私は彼等よりもずっと稼いでいたんだ。」
インタビューの中で、リリースに関して11月には許可が出ていたにも関わらず、ビンス・マクマホンとトリプルHが最終的に解除を求めても認められなかったと明かしました。
Fightfull
WWE:アンドラーデとシャーロットの恋のキューピッドはなんとカール・アンダーソン?
アンドラーデはシャーロット・フレアーと付き合うことになったエピソードを紹介しました。昨夜、アンドラーデは、Lucha Libre Onlineの取材に答え、WWEの英国ツアーの後に2人を紹介したのは、カール・アンダーソンだったと感謝を述べました。
アンドラーデは、アンダーソンが電話をかけてきて、次の試合について、ケータリングのあるバックステージで話をしたいと切り出したと述べました。そして、アンダーソンはアンドラーデに紹介したい人がいると伝えてきたそうです。アンダーソンが誰を紹介しようとしているのか分からず、それがフレアーだと知って驚きました。
彼は、フレアーと一緒に働いてただけに、彼女とのデートに緊張していたことを認め、「少し怖かった」と明かしました。しかし、初めて会った時のフレアーを「臆病な人」と感じ、WWEのテレビで演じてるキャラクターとは全く違うと言いました。彼は2人の関係を秘密にしておきたかったのですが、最終的にはレッスルマニア35の週末にニューヨークで広まってしまいました。
幸いにもほとんどの人が受け入れ、2人を祝福してくれたそうです。
Sportskeeda
AEW:ディーン・マレンコ、パーキンソン病との戦い、レイ・フェニックスへの評価、ビンスとの関係など
クリス・ジェリコは長年の親友であるディーン・マレンコを迎え、ポッドキャスト「Talk Is Jericho」を放送しました。マレンコは19年間在籍したWWEの対談、AEWとの契約は容易な決断であったこと、AEWの若いレスラーに対する考え、レイ・ミステリオをアメリカで有名にするために手助けしたこと、ビンス・マクマホン、エディ・ゲレロ、日本でブリティッシュ・ブルドックス、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディと一緒に働いていたこと等を話しました。また、マレンコはパーキンソン病との戦いについても詳細に語っています。
「私は60歳です、パーキンソン病にかかるのは60歳からと言われていますが、既にこの病気と戦い始めて、6、7年が経とうとしています。」
また、レイ・フェニックスのリングスキルについて語ります。
「彼は、セールの技術と観客に物事を消化させることを本当に理解しています。彼が最初にAEWに現れた時は、彼は常に動いていました。しかし、今はゆっくりと、しかし確実に、何かを書いている時は、一文ごとにピリオドやコンマを入れて、立ち止まって、起こったことを消化して、次のことに進むということを理解し始めています。以前の彼はピリオドもなく、ただ長いだけで、言葉が詰まっていました。」
マレンコはWWEでビンス・マクマホンの下で働いていた時の仕事上の関係について聞かれました。
「最初と中盤はいい関係でした、最後も悪くはなかったですが、私がそろそろ辞めようと考えてただけです。ビンスはとても厳しい人間で、彼のショーです。それは分かっています。彼は完璧でないものを望みません。私が現場に出て、レスラーを助け、最高の試合とカメラアングルを作ろうとすることを彼はとても信頼してくれていたと思います。ビジネスを少しずつ教えて、彼等を助けていました。かつて、エージェントと呼ばれていましたが、ハマースタイン・ボールルームにいた時に、ビンスが「これからはエージェントはいらない」と言ったんだ、「エージェントが何をするのか分からない。試合をプロデュースするのだから、君は今日からプロデューサーだ」って言ったんです」
WrestlingNews.Co
WWE:RVD、ホール・オブ・フェイム入り正式発表、ジョニー・エースとの関係、ライガーからの影響について
ECWオリジナルで元WWE世界チャンピオンのロブ・ヴァン・ダムのWWE殿堂入りが正式に発表されました。
90年代前半にECWやWCWで活躍したRVDは2001年の「インベーション」で初めてWWEに正式加入、最後に登場したのは2014年で以降TNA、IMPACTで活躍しています。グレート・カリ、ケイン、モーリー・ホーリー、エリック・ビショフらと並び、2021年のWWE殿堂入りが確定しました。
ロブ・ヴァン・ダムはFOXスポーツのライアン・サティンと対談し、WWE殿堂入りについて光栄に思っていると語りました。また。ファンが何年も前から彼を未来の殿堂入りと呼んでいたことに言及しました。
「非常に光栄です。自分の仕事を認めてもらい、感謝しています。とても良い気分です、名誉なことです。ファンからは何年もの間、未来の殿堂入りと言われ続けてきましたが、私はいつも肩をすくめて『分かったよ、あなたが思い続けてくれる限りね』と返してました。」
「でも、今年は選ばれた数人の中に入ることが出来て嬉しいです。自分のためにも、ファン飲みなさんのためにも嬉しいですね。彼等が私を応援してくれて、この殿堂入りを見たいと思ってくれていることは、彼等にとっても勝利であると感じています。」
今回の殿堂入りは、WWEタレントリレーションズの責任者であるジョン・ローリネイティスが、電話で伝えてくれたと明かしました。ローナイティスとは、若き日のRVDが全日本プロレスで活動していた時に親しくしていたとのことです。
「日本で一緒にレスリングをしていたから、93年から彼を知っているよ。93年から97年まで長いバスに乗って、冬は寒いアリーナ、夏は熱いアリーナに座って、フェリーボートに乗って、何度も何度も長い時間を過ごしました。日本中をたくさん回ったんです。このようにずっと一緒にいると、誰かのことを少しずつ知ることが出来ます。だから、ジョニーを友人と呼べることを誇りに思っているし、彼から電話をもらった時は本当に嬉しかったよ。」
2020年、2021年のWWE殿堂入りセレモニーは、レッスルマニア37ウィークの4月6日にピーコックとWWEネットワークで放映されます。2020年のクラスには、JBL、ベラ・ツインズ、獣神サンダー・ライガー、"ザ・ブリティッシュ・ブルドッグ"デイビー・ボーイ・スミス、nWo(ハルク・ホーガン、スコット・ホール、ケビン・ナッシュ、ショーン・ウォルトマン)が登場します。RVDは数年前にライガーvsブライアン・ピルマンを見たことを思い出しました。
「このリスト全体がキャラクターの集まりだと思います。私達は皆、人々が頭の中で翻訳し、全ての空白を埋めて、1人1人を知っていると考えられるようなイメージを表しています」
「ですが、獣神サンダー・ライガーとブライアン・ピルマンの一戦を見た時に、彼等は全く新しいプロレスを教えてくれたんだ。それまでの限られたプロレスではなかった。彼等のおかげで、アスレチックで何ができるのかを考えることが出来たんだ。」
2021年3月28日日曜日
ROH:ブロディ・キングがホミサイド、デッペン、ディッキンソンと新グループ!ルーシュ、リーサルと敵対!
ルーシュは、ROH19周年記念興行でジェイ・リーサルを相手にROH世界王座を防衛しました。試合後、リーサル率いるファウンデーションとルーシュ率いるLFIは乱闘となりました。
しかし、そこにブロディ・キングが現れ、マイクを握ると、LFIにはいつも負けていたが、それも終わりになると話すと、トニー・デッペンを紹介。さらにLFIの虚を突く形で、クリス・ディッキンソン、ホミサイドが襲撃。さらにはリング上でダウンしていたリーサルにも攻撃を加え、ファウンデーション、LFIと組まない新たなグループを作ると宣言しました。
ホミサイドはこれまでに2度ROHに出場、ROH世界チャンピオンにもなっています。ディッキンソンは2015年に1度、マイケル・エルガンに敗れています。デッペンは去年出場していました。キングは昨年12月のPPVでルーシュに挑んだものの敗れています。
Wrestling Inc
2021年3月26日金曜日
WWE:ミッキー・ジェームス、トランスジェンダー女性の学内スポーツ参加禁止法案への不満を表明
過去5回のWWE女子王者に輝くミッキー・ジェームズは、アーカンソー州が木曜日に可決したトランスジェンダーの女性や少女が学校のスポーツに参加することを禁止する新法案に不満を表明しています。
ミッキーはツイッターで「速報です。アーカンソー州……帰っていいよ」とツイートした後、何人かのファンと交流し、トランスジェンダー女性とのプロレス経験を語りました。
アーカンソー州のエイサ・ハッチンソン知事は声明の中で、この法案に署名したのは、"女性のスポーツ競技における公平性を促進し、維持するため"だと述べています。
ミシシッピ州では、数週間前に同様の法案に署名しています。
なお、トランスジェンダー、トランスセクシャルのスポーツ参加に関する問題が広まったのは、1975年に性別適合手術を受け女性となったテニスプレーヤーのレネ・リチャーズです。すでに男子トーナメントで活躍をしていた選手が手術の1年後、女子トーナメントに参加しますが、全米オープンに招待された際、女子テニス協会、全米テニス協会は支援を撤回、トーナメント参加者32人のうち25人が参加を辞退するという事態が発生しました。
染色体識別テストが導入されましたが、リチャーズはこのテストを拒否し、USオープンへの参加は禁止されました。ニューヨーク最高裁判所は公民権の侵害を認め、バーボディテストを性別の唯一の判断材料とすることは「著しく不公平である」とする判決を下しています。
IOCがオリンピック開催に辺り、性別適合を受けたアスリートの参加に関する新しいガイドラインを示したのは2003年でこれは2015年に改訂され、4年間主張の性別を変えないこと、競技前の少なくとも1年間の参加資格期間中にテストステロン濃度が1リットルあたり10ナノモル未満であることを証明するとされています。これは、テストステロン値が競技パフォーマンスに影響を与えるということへの配慮であり、その影響がない女性から男性に移行した競技者は制限されていません。
反対派が提唱するテストステロン濃度が高いため、筋肉や脂肪の分布が異なり、シスジェンダーの女性よりも不当に有利になるという主張ですが、実際にはまだ研究が進んでおらず明確な回答がスポーツ研究の世界でも出ていないというのが現状です。実際に発表されている中で、テストステロンの抑制を行ったとしても、元々の筋肉量にほぼ変化が出なかったり、競技によって接触が発生した場合の怪我のリスクが非常に高まるという結果は出ています。しかし、定量的な研究が不足していることから、男性、女性というカテゴライズをせずによりニュアンスのある区分を目指すべきではないかという議論もあります。これは性差の問題だけではなく、身体障害まで含む議論となっています。
@DaveSac
「2つ重要な質問があります。あなたはトランスジェンダーのレスラーと戦ったことがありますか?UFCでトランスジェンダーが選手をひどく破壊したのを見たことがありますか?」
「私は実際に何人かのトランスジェンダーの女性と試合をしました。彼女達とかなり素晴らしい試合をしました。私はまた、キャリアの中のほぼ90%男性と一緒にトレーニングをしてきました。」
@DJRobbins
「トランスジェンダーの女性は、非トランスジェンダーの女性とは遺伝的に異なります。それは非トランスジェンダーの女性に取って不均一な競争の場を作り出します。平等な競技場のためには、トランスジェンダーの女性リーグが必要です。」
「男性チームでプレイしたい女性は大丈夫です。しかし、彼女達は女性のチームでプレイすることを許可されていません。つまり、トランスは「自分達だけのリーグ」を持つべきだと言うんですか、それとも一切プレイできないようにすべきだと言うんですか。ちょっと気になったんですが、それってもっと差別的ではないですか?そう感じるのは私だけ?あなたは何を提案しますか?」
@DJRobbins
「独自のリーグです。私はあなたの立場を理解していますが、トランスジェンダーの女性を平等な競技場に設定し、標準的な2つの性別のダイナミクスに適合しないプレーヤーのニーズがあることを私は考慮に入れています。」
Breaking news: Arkansas you can leave. https://t.co/2HaQKFUCNk
— Mickie James~Aldis (@MickieJames) March 25, 2021
Yes I have wrestled several Transgender women actually. And have had some pretty amazing matches with them. Thank you. I also trained with 90% men most of my career.
— Mickie James~Aldis (@MickieJames) March 25, 2021
So women who want to play on men’s team is ok. But they aren’t allowed to play on a women’s team? So are you saying Trans should have “a league of their own” or just not allowed to play at all. Just curious... is that not even more discriminatory?! Just me? What DO you suggest?
— Mickie James~Aldis (@MickieJames) March 26, 2021
Wrestling Inc
AEW:【Update】レッド・ベルベットの契約がアップグレード、シャック戦での評価がカギに
レッド・ベルベッドが正式にAEWと契約を結びました。
AEWのエグゼクティブ・バイス・プレジデントのコーディ・ローデスは、ツイッターでプレジデント&CEOのトニー・カーンがベルベッドとの契約をアップグレードしたと発表しました。アップグレードされた契約の条件については不明ですが、これまでの契約は出演ごとに結ばれていたと思われます。
「シャックとジェイドを前に向き合った、レッド・ベルベッドがステップアップし、大波に乗りました。トニー・カーンはその夜、100万人以上の人々が目撃したものを共有し、彼女の契約をアップグレードしました。彼女は今、All ELITEです!盛り上げていこう、我が友」とコーディはツイートしました。
ベルベットは2020年6月にDarkに初参加、ケンジー・ペイジーと組んで、ブランディ・ローデス、アリーに敗れました。Dynamiteデビューは昨年6月24日、AEW女子世界王者の志田光に敗れています。その後もDarkとDynamiteでの試合を何本か出場していました。
コーディと組んでシャックとジェイドと対戦した1戦は、共に名の知れたアスリートでありながらプロレス経験の無い両者を前に、非常に優れた試合展開を見せたことから関係者からも高い評価を得ていました。
【16:00更新】
感動に包まれたベルベットはツイッターで「AEWファミリー」にこの機会を与えてくれたことに感謝し、自分の旅はまだ始まったばかりであることをファンに伝えました。
「今の気持ちを説明する言葉が見つかりません。感謝の気持ちを通り越しています。この素晴らしい機会を与えてくれたAEWファミリー、そして、この旅で受けた全てのアドバイスとヘルプに感謝します。まだまだ始まったばかりです。私が正式に #ALLELITE になったことを発表出来ることを誇りに思います。」
2021年3月25日木曜日
AEW:MJFが語る「私と同じレベルにいるのは、史上最高の選手の1人、ランディ・オートンだけです。」
MJF率いるピンナックルは先週、AEWに正式に登場しました。マイクでは、マックスウェル・J・フリードマンの右に出るものはいない、ということを思い知らされた瞬間でした。彼は毎週のようにその体を鍛え、リングでは皆の目を奪い、マイクで相手を切り裂いています。そして、今、彼はプロレス界のトップパフォーマーを集めた新派閥を率いるという、またとないチャンスを手にしました。
MJFが率いるピンナックルにはエリートタッグチームのFTR、新進気鋭のスターであるウォードロー、WWEのメインロスターでタイ・デリンジャーとして活躍した後、AEWではこれから多くのことを証明するショーン・スピアーズが所属しています。フォー・ホースメンのメンバーでスピアーズの父として知られるタリー・ブランチャードを中心としたこのグループは、特にカリスマ的で腹立たしいMJFを筆頭に、AEWのプレミアムな繋がりを持つ集団としての地位を確立するために必要なあらゆる要素を備えています。
AEW:ジョン・シルバーがメインの試合中に肩を負傷か、だがスティングが試合を賞讃
ジョン・シルバーは今夜のAEW Dynamiteのメインイベントでダービー・アリンの持つTNT王座へ挑戦しましたが、試合の中盤で肩を脱臼した疑いがあります。
試合は15分行われ、カナディアン・デストロイヤーを食らってシルバーが敗れましたが、試合後、マイクを握ったスティングは「このような試合こそが、AEWの"イズ・ザ・プレイス・トゥ・ビー(あるべき姿)"だ」と賞讃を重ねました。
対戦相手のダービーも続いてマイクを握り、こう加えました。
「ここにいる誰も知らないと思うが、シルバーはあの試合の半分くらいで肩を脱臼していただろう。しかし、あなたは自分の全てをかけていました。また、いつでもやりたい。ありがとう、ジョン。ありがとう。」
試合中にシルバーが場外戦の中で、バリケードを超えて、ぎこちなく着地する場面がありました。
Sting and Darby talk to the crowd and Darby thanks @SilverNumber1 who dislocated husband shoulder apparently! #AEWDynamite pic.twitter.com/jHVdzUlQPR
— Ryan Mulligan #TornadoDDT (@WasabiRyo) March 25, 2021
Wrestling Ink
WWE:アンドラーデ退団にROHのPCOや、アレイスター・ブラックも反応を示す
アンドラーデがWWEをリリースされたことにより、様々なレスラーがこれにリアクションをしています。WWE関係者だけではなく、これからアンドラーデが向かうであろうリングにいる人々も驚きを隠せません。その1人、PCOもこのようなリアクションをしています。
「それはLFI(ROHでの新たなロスインゴベルナブレスのユニット)にとっても、ルーシュにとっても、ドラゴン・リーにとっても、ケニー・キングやラ・ベスティアにとっても素晴らしいことですし、自然なことでしょう。」
「彼は才能があるし、ルチャだけではないからね。アメリカのプロレスも得意としています。素晴らしい才能の持ち主だ。ROHにとってもとんでもない追加選手になると思うよ。私もあなたと同じように、彼の次のステップがどうなるのかとても知りたいです。彼を獲得出来ることを願っています。」
元WWEスターのオーランド・コロンはアンドラーデと会話した内容を明かしました。
「彼のことを嬉しく思います。WWEで過ごし、WWE以外でも共に過ごしました。より良い場所に彼はいるべきで、今は自分のことをしています。誰も彼の翼を切り離すことは出来ないし、彼は高く飛んで、自分が最も得意とすることを為すことが出来ます。彼は世界で最も優れた選手の1人であり、誰にも負けることの無い存在です。そして、私の良き友人の1人でもあります。今日彼と話してましたが、ジョークを飛ばしたり、彼の将来について話したりしてました。彼の将来は明るいんです。」
「2週間前に彼をオーランドで見たとき、彼は『連中は何もしてくれない。お金の問題ではなくて、自分の夢を追いかけてるんだ。毎週ケータリングの席に座るのは嫌なんだ』と話していました。そう考えると、本当に有害だと思う。あそこには世界で最高のパフォーマーがいるんだ。ロッカールームを見てみろよ。」
アンドラーデと同じく昨年10月からテレビでの出番がないアレイスター・ブラックもツイッターでリアクションをし、これにアンドラーデも反応しています。ブラックは、NXTテイクオーバーでアンドラーデを破ってNXT王座を獲得したことに触れ、フットワーク、、リング上のテクニックを実行する能力を彼のように持っている人間は、この業界にはほとんどいないと述べました。
「彼は私のWWEキャリアの代名詞になる。最初の対戦相手であり、ベルトを獲得した相手でもあります。最初から最後まで完全なプロであり、彼のフットワーク、リング上でのテクニックを実行する能力を持つ人はほとんどいません。アミーゴ、ありがとう」
これにアンドラーデはこのように返しています。
「数年後にリングの上で再会しましょう!あなたは素晴らしい才能を持ち、良い友人です。心からのハグをトミーへ」
また、WWEで活躍するマーフィーとアンヘル・ガルザともツイッターで反応しています。
「ガチで世界で最高の男!もう君とロッカールームを共有できないのは悲しいけど、君が幸せになってくれて本当に嬉しいよ!Amigos 4 Life!」
このマーフィーのツイートにアンドラーデはこのように変身しました。
「ありがとう、君も素晴らしいよ。彼等は君にチャンスを与える必要があるんだよ」
マーフィーの処遇に関しては多くのファンの間で話題になっており、彼がもっと良いブッキングを受けるべきだと感じています。マーフィーは数ヶ月前にミステリオ・ファミリーとセス・ロリンズの間で展開されたストーリーで終わっており、今後はヒールターンをしてロリンズと共に活動する可能性があります。
アレイスター・ブラックの妻ゼリーナ・ベガと共にアンドラーデとチームを組んでいたアンヘル・ガルザもこのようにツイートしています。
「いつも神は我々の背中を見て、幸福を願っています。アンドラーデ、あなたの行くところはどこでだって。良い雄鶏である彼は望むところでどこでも歌います。」
アンドラーデには、一般的な90日間の拘束がないため、今すぐにでもその他の団体で自由に働くことが出来ると考えられています。直近ではROHが19周年興行を控えており、盟友ルーシュは世界王座をかけて、ROHの顔と言うべきジェイ・リーサルと対戦することが決まっています。アンドラーデは退団前からラ・ソンブラというかつてのリングネームを北米でも使えるように準備してきており、マスクを被ってリングに戻る可能性があります。
AEW:団体初のノンテレビジョン・ハウスショーを4月9日に開催決定
AEWは4月9日にジャクソンビル・デイリーズ・プレイスにて初のノン・テレビジョンイベントの開催を発表しました。
ファンはその週のDynamiteとハウスショーの両方のチケットを40ドル(+手数料)で購入することが出来ます。
このイベントの詳細は発表されていませんが、公式ツイートのグラフィックには、AEW世界チャンピオンケニー・オメガ、TNTチャンピオンのダービー・アリン、ジェイド・カーギル、ブリット・ベイカー、マット・サイダル、オレンジ・キャシディ、MJF、コーディが登場しています。
TWO @AEW Events for $40 (plus fees)!!
— All Elite Wrestling (@AEW) March 25, 2021
Wed, April 7 LIVE #AEWDynamite & Fri, April 9 AEW's 1st ever non-televised event! Just $20 per show, Combo Tix go on sale THIS FRIDAY at 9am Eastern & can only be purchased by calling 904-633-2000 or email Ticketing@BoldEventsJax.com pic.twitter.com/yFvO2jvuI2
2021年3月22日月曜日
WWE:アンドラーデのリリース要求が認められる、WWE公式アカウントがツイート
アンドラーデのリリースが正式に発表となりました。
二週間程前から、WWEに対しリリースを要求していたアンドラーデですが、これまでの報道では許可されないのではないかと言われていました。ですが、本日アンドラーデは下記のツイートをしており、事態が急変したことを知らせました。
Good news!!!! Buenas noticias!!! #Tranquilo #Happy
— “EL IDOLO” ANDRADE (@AndradeElIdolo) March 21, 2021
The rumors are true and I don’t know what the future holds but I want to make my dreams come true. thank you for giving me so much support these last days Los rumores son ciertos y no se lo que me prepara el futuro, pero quiero hacer realidad mis sueños. Gracias por tanto apoyo🙏🏼
— “EL IDOLO” ANDRADE (@AndradeElIdolo) March 18, 2021
その後、先ほどWWEは正式にアンドラーデのリリースを認めるツイートをしており、要求が通ったことが判明しました。
WWE has come to terms on the release of Andrade. We wish him all the best in all of his future endeavors. https://t.co/h5HggeFPjv
— WWE (@WWE) March 22, 2021
昨年10月よりTVでの試合が無い状態が続いており、より良い状況を望んでリリースを希望していたと言われています。
2021年3月21日日曜日
Bloodsport:ジョシュ・バーネット、最初期からジェフ・コブの参加を計画していたことを明かす。
先月2週連続で放送されたGCW Bloodsportが復活しました。この人気イベントは、ロープやターンバックルのない円形リングで試合が行われます。勝敗はノックアウトかタップアウトのみで決まります。Bloodsportのプロモーター、ジョシュ・バーネットはパンデミックの影響で休止していたショーの再開について語りました。
「このイベントで行っていることを続けるのは、本当に素晴らしいことです。Bloodsportの4と5では、基本的には同じショーでありつつも、異なるスタイルで制作されています。少しだけ変化をつけています。成功を見て、過程を経て、人々が慣れ親しんでいるプロレスの標準的なライブショーにすぐに戻ることが出来ました。前進あるのみ、素晴らしいことです。一歩でも十歩でも前に進んでいる限り、前進し続けなければいけません。」
WWE:ダニエル・ブライアンが語る対戦経験がある、してみたいレスラー。鷹木やKushidaの名が
ダニエル・ブライアンはPPV『Fastlane』を前にブリーチャー・レポートのグラハム・GSM・マシューズと話しました。ブライアンは、世界中のレスリング・プロモーションには多くの才能があることから、WWEユニバース以外でのドリームマッチをいくつか明かしました。オカダ・カズチカもその一つですが、ブライアンは、現在新日本プロレスのトップスターである鷹木信悟とROHで実際に対戦したことも述べました。
「オカダは僕がWWEに移籍してから、ここまでまだ知られていなかった人物から、世界最高のレスラーの1人になったんだ。実際にシンゴとはレスリングしたことがありますが、彼は素晴らしいです。ROHではセス・ロリンズとも対戦しましたが、彼のキャリアにおける最初の大きなシングルマッチの一つだと思いますが、まだ僕が30歳にもなっていませんでしたが、まさにベテラン対若手のような物語でした。昔からそのような試合をするのが好きでしたね。」
AEWに触れたブライアンはジャングル・ボーイ、MJF、そして、AEW TNTチャンピオンであるダービー・アリン。さらにNXTではKushida、カイル・オライリー、フィン・ベイラーなどWWEではなくインディーで対戦経験のあるレスラーに注目しています。
「AEWとかを見てると、ジャングル・ボーイ、MJF、ダービー・アリンなどがいます。僕にとっては本当に興味深い存在です。NXTを見ると、若くはありませんが、Kushidaとレスリングをしたいと思っています。彼は最高です。カイル・オライリーとは試合をしたことがあるか分かりませんが。凄く良くなっているので、いつもシングルマッチをしたいと思っていました。フィン・ベイラーとは1、2回インディーで試合をしたことがありますが、WWEで彼と試合をしてみたいですね。まぁ、たくさんの選手がいるからね」
また、ブライアンはリングでたいせんしてみたい相手として、ROHピュア王者であるジョナサン・グレシャムやNXTゼネラルマネージャーであるウィリアム・リーガルの息子、ベイリー・マシューズの名前を挙げました。
「問題があるとすれば、今の選手はとても優秀だし、僕はプロレスが大好きなので、名前を挙げ始めると他の選手の名前が出て来てしまうことなんだけど。ROHにはジョナサン・グレシャムがいます。彼は素晴らしいです。ジョナサン・グレシャムとレスリングがしてみたい。素晴らしい選手はたくさんいます。WWEで僕とレスリングをしたいと思っている選手の数が少なくなってしまうからよくないね」
「マット・リドルとシングルで対戦したことがありません。リコシェとも。WWEに来る前にジョニー・ガルガノとはあるけど、コメディーマッチで、パンツを下ろされて、ケツが5分くらい出てた気がする。ベイリー・マシューズはNXR UKでデビューしたばかりだよね。彼とは試合がしてみたい。ウィリアム・リーガルは僕のキャリアの中でとても助けてくれました。レスリングしたい選手の話になると、すごく気合いが入っちゃから、数人に絞るのは難しいね」
Wrestling Inc
AEW:AEW女子王者志田光らプロレスラー、反アジア人種差別 #StopAsianHate に対し支持を表明
AEW女子世界チャンピオンの志田光を始めとする数名の選手が、オンラインで「#StopAsianHate」キャンペーンへの支持を表明しています。昨年末、アジア系アメリカ人に対する人種差別的動機による暴力が顕著に増加しています。
昨年発表された国連の報告書によると、パンデミック以降、アジア系アメリカ人に対する人種的動機に基づく暴力事件は、全米で憂慮すべきレベルに達しています。中国系アメリカ人を始め、韓国系、日系、ベトナム系、フィリピン系、ビルマ系などのアジア系アメリカ人が人種差別や外国人排斥の攻撃を受けています。
擁護団体「Stop AAPI Hate」はパンデミック以降、2020年末までに米国内で報告された反アジア人種差別事件は2800件以上あることを報告しています。2020年3月19日から2020年末までの間に米国の47州とコロンビア特別区で2808件以上に上るそうです。
これらの事件やジョージア州での銃乱射事件を受けて、何人かのレスラーがネット上で「#StopAsianHate」のハッシュタグへの支持を表明しています。
#StopAsianHatehttps://t.co/1m7hLvG7FL#SHIDAtube pic.twitter.com/qR6o4rmiw3
— HIKARU SHIDA 志田 光 (@shidahikaru) March 19, 2021
— The HBIC (@MiaYim) March 17, 2021
America is so full of hate. The senseless violence against our Asian American community once again showing how broken we are. Let's be diligent and protect our Asian Brothers and Sisters.
— Kevin Nash (@RealKevinNash) March 19, 2021
Stats behind #StopAsianHate:
— Chris Lu (@ChrisLu44) March 19, 2021
3,800 hate incidents against Asian Americans in past year, including 500 in 2021
150% increase in these incidents in big cities
Meanwhile:#AAPI small businesses have highest closure rate#AAPI workers have highest long-term unemployment rate
This is the GoFundMe account for the sons of Hyun Jung Kim — one of the many victims in the Atlanta shooting. Both of her sons are now alone in the US and will need to fend for themselves.
— Rose Movement 🌹 (@Rosemvmt) March 19, 2021
Please share and contribute if you’re able to. #StopAsianHate https://t.co/4f5qYqt7nu
AEW:ブッカーT「AEWが多くのベテランレスラーを受け入れるのは、WCWの改修をしているようだ」TNA時代の苦労を語る
ブッカーTはAEWがこれほど多くのベテランタレントを引き入れていることが正しいことなのかどうかを疑問視しています。
ESPN97.5にてポッドキャスト『Hall of Fame』に出演したブッカーTはマーク・ヘンリーが今後六ヶ月以内に試合がしたいと述べたことに対して、AEWに移籍する可能性について聞かれました。また、ポール・ワイトやクリスチャン・ケイジといった長年WWEで活躍してきたベテラン選手をロスターに加えたことに対して、次のように語っています。
「これはAEWにとって正しい行動でしょうか?今、彼等はWCWの改修を行っているように見えます。ベテランのタレントと契約している限りはそう思えます。彼等のキャリアの中では、良い時期を過ぎた人達です。若い選手にとっては「この人は私達を助けてくれる人」「この人は私達の椅子を奪いに来た人」というようにどちらかにしか捉えられないでしょう。」
ブッカーTはマンデーナイト・ウォーズでWCWに移籍した多くのWWFレスラーが、ただ給料をもらうためだけに来ただけだったと話をしました。情熱を持っていたのは、カート・ヘニングやブレット・ハートなどごく一部の人間だけだったと明かしました。また自身がTNAに行った時は、ロッカールームで自分に対する憤りを感じ、自分が純粋に助けに来ていることを皆に伝えなければならなかったと語っています。
最後にブッカーは、エリック・ビショフの「観客のキャラクターへの投資は、年齢よりも重要」と話した内容にコメントを残しました。50代のパフォーマーがトップに立つ姿は若い人には共感が出来ないものだと思います。新進気鋭のレスラーにとっては、何か目標となるものを与える必要があり、希望のある若いレスラーを遠ざけるきっかけになるのではないかと危惧しています。
Fightful
2021年3月20日土曜日
WWE:【Update】アンドラーデ、アメリカで"ラ・ソンブラ"を商標登録、退団後のリングネームで使用か?
現在大きな波紋を呼んでいる話題の一つは、アンドラーデがWWEからのリリースを求めていることです。元NXTチャンピオンは、WWEが自分を使わなくなったため「惨め」な思いをしており、辞めたいと思っているようです。最新の報道によるとアンドラーデはWWE退団後に使用する可能性のある名前の商標をすでに申請し始めています。
アンドラーデはアメリカで「La Sombra」という名前を商標登録しており、WWEを辞めた後はその名前を使う可能性が高くなっています。アンドラーデはかつてラ・ソンブラの名前で活動しており、メキシコの人気者でした。
IMPACT:カイリー・レイとの長期契約はまだ有効?復帰戦ではサンダー・ロサと対戦が決定
カイリー・レイはインパクト・レスリングとの契約が残っていると報じられています。
今週初め、レイがウォーリアー・レスリングにて開催されるスタジアムシリーズの1回目となる6月5日のイベントにて、自身のウォーリアー・レスリング女子王座を防衛するために復帰することを発表して話題になっています。
最新情報として、PWInsiderはまだインパクトと契約をしていると報じています。元々、2020年3月に長期契約を結んだと発表されており、まだその契約は有効とされていますが、インパクトの関係者とレイが接触してかは分かりません。レイは2020年11月初旬に「体調不良」を理由に引退を表明、10月13日のインパクト・レスリングのエピソードで、キンバー・リーに勝利して以来、レスリングをしていません。2020年に行われたPPV『Bound For Glory』でデオンナ・プラッゾと対戦の予定でしたが、そこに現れず、数日後にプロレス引退を発表していました。
ウォーリアー・レスリング女子王座は2020年9月にテッサ・ブランチャードから奪取。9月26日にマディソン・レインを破り、1度の防衛に成功をしています。今回の復帰戦ではサンダー・ロサと対戦することが発表されています。
Wrestling Inc
AEW:謎多きダークオーダー、ウノとグレイソンの知られざるインディーズ時代
先日放送された「AEW Unrestricted」でダークオーダーのイービル・ウノとステュー・グレイソンに、ダークオーダーの現在の状況と、インディーでのキャリアについて語りました。インディーズではウノとグレイソンは、"Super Smash Brothers"として活躍していましたが、なぜギミックを変えなければならないと思ったのかを語りました。
ウノはインディーズの頃のことをこう振り返ります。
「私達はインディーズで"SSB back"というものをやってました。私がプレイヤー・ウノだった頃、約10年間ビデオゲームボーイでしたが、その名前から距離を置きたかったし、それがこの役割にしばられていたような気がします。」
2021年3月19日金曜日
AEW;トニー・カーンロングインタビュー、女子メインへの期待、ケニーvs飯伏についても言及?
AEWは初の女子メインイベントを開催することとなりました。Dr.ブリットベイカーとサンダー・ロサは"反則裁定なし"ルールでの決着線を行います。AEW社長兼CEOのトニー・カーンは、この試合がTNTで放送されることを熱望しています。ベイカーとロサはこの一戦をAEW女子部門としてのショーケースとすることを誓っており、長期に渡る抗争の最悪の結末を強調しています。
また、酷評されながらも数字上では成功を収めたPPV『Revolution』の後、カーンはSports Illustrated誌の取材に応じ、AEWの現在と未来について語りました。
2021年3月18日木曜日
WWE:Sareeeの新リングネーム、NXTでの近日デビューが発表に
日本の女子トップレスラーであるSareeeが近日、WWE NXTでデビューすることが決定し、新しいリングネームが「Sarray」に極まりました。
USAネットワークで放送された今夜のNXTエピソードの中で、Sarrayの新しいComind soon映像が放映され、WWEはこのプロモで「The Warrior of The Sun」と呼びました。
Sareeeはツイッターのハンドルネームを@SattayWWEに変更しました。
3月31日に25歳になるSarrayは2020年2月にWWEと契約し、3月に渡米してパフォーマンスセンターに入る予定でしたが、パンデミックの影響により今年2月の渡米となりました。
A new warrior will rise. ☀️ @SarrayWWE is coming to #WWENXT. #WeAreNXT pic.twitter.com/JyLgQGWh15
— WWE NXT (@WWENXT) March 18, 2021
WWE:ショーン・"X-Pac"・ウォルトマン半月板手術成功、来年1月の復帰を目指す
ショーン・”X-Pac”・ウォルトマンは以前、レスラーとしての再起や将来的にいくつかの試合を行うことを語っていましたが、膝の治療を受ける必要がありました。今年の1月にカリフォルニア州サンタモニカにあるUCLAメディカル・センターのチョン医師による膝の手術を受けました。
現在、その手術を受けたウォルトマンは、より多くの試合のために戻ってくることを計画しています。Sports Illustrated誌とのインタビューで、4月1日にスタートするポッドキャストのプロモーションを行いました。
WWE:デイビー・ボーイ・スミスWWE殿堂入りにハート家が語る。伝説の92年サマースラムについて
ナタリアはカルガリー・サン誌のコラムで、プロレス界のレジェンドである"ブリティッシュ・ブルドッグ"デイビー・ボーイ・スミスと、彼が2020年WWEホール・オブ・フェイムにて殿堂入りすることに焦点を当てています。またこのコラムは、昨年のホール・オブ・フェイムがパンデミックによって中止になり、今年、昨年と今年の入会を合わせて発表することとなったため、昨年書いたコラムを掲載しているとのことです。
ナタリアは叔母であるダイアナ・ハート=スミス(ブレット・ハート、オーエン・ハートの兄妹)にインタビューし、亡き夫がWWEから表彰されることについて考えを聞きました。
2021年3月17日水曜日
Bloodsport:ジョシュ・バーネット「ギブアップをしたくないなら、その男の墓標が増える、それだけだ」
元パンクラスオープンウェイトチャンピオンにして、UFCヘビーウェイトチャンピオンのジョシュ・バーネットがThe Wrestling Inc. Dailyに出演しました。彼はBloodsport 6で予定されているジョン・モクスリーとの試合について語り、これまでのBloodsportでのモクスリーの印象について話しました。
「私は、彼を遺志の生きた例として見ています。彼はそこに入りたいと思ったところに現れ、準備の中で成長するだけではなく、パフォーマンスの中でそれを輝かせてきました。彼は常にステップアップし、次に必要とされる自分にとってのラインがなんであれ、それを見つけ、超えて、ただ前進し続けています。」
「Bloodsportでのモクスリーは初めてリングの上に上がっているのを見た時と、前に見た時では同じものではありませんでした。彼の一番良いところは、これからもずっと変わること無く続いていきます。その不屈の精神、諦めない姿勢、繁栄と混沌、その全てを持ち合わせ、かつ支えているのは、常に良好を更新し続ける男の存在そのものです。」
「彼はすり減っていない。倒すのが簡単になったわけでもない、技量が低下している訳でもないし、能力が低下している訳でもない。彼はより良くなっていて、さらに自信を深めている。もし、Bloodsport2でモクスリーと対戦していたら、Bloodsport6のモクスリーとは全く違う選手になっていただろう。Bloodsport6のモクスリーはBloodsport2のモクスリーをいとも簡単に蹴散らすに違いない。だから、この男は進化し続けているんだ。」
Bloodsport6に迫るモクスリーとの試合に向けての心構えを尋ねました。
「ギブアップをしたくないなら、その男の墓標が増える、それだけだ。私の仕事は、誰かが何を必要としているかを気にすることではない。私の仕事は、その人を生き地獄で苦しめること。人をバラバラにして、弱点を見つけて、それを利用すること。対戦相手は皆、「もういい、もう十分」と言うが、モクスリーの場合はそうではないと思う。彼が「もう辞めてくれ」と言う姿が想像出来ません。彼が十分だなんて言うことはないのです。」
モクスリーは前回、デイビーボーイ・スミスJr.に対し、デスライダーで勝利しています。バーネットはMMAシーンでDDTが使われることは稀であると説明します。
「MMAで見られるのは、ダブルレッグテイクダウンの際に頭を叩き付けてしまいDDTのような形になることはあるね。グレイ・メイナード vs ロブ・エマーソンだったはず。頭を叩き付けられ、モクスリーはそのムーブで多くの試合に勝利しているという現実があります。ましてや、腕をロックされている状態で何かに激突するのは、あまり好ましいことではありません。」
「頭をキャンバスに叩き付けられるのは本当に気持ちのいい者ではありませんが、自分の知っていることをやるしかありません。自分の強みはなんなのか、それは常に自分が戻るべきものなのです。特に心の奥底を引き出す必要がある場所では。疲れて、動けなくなって、戦いの中で物事をじっくり思考する力が非常に低下していく中では。」
「もしも、根っからのレスラーと戦っていて、打ち合いで追い込まれ、戦いが厳しくなったら、相手はテイクダウンを狙うでしょう。モクスリーも同じで、チャンスと見るや、デイビーボーイ・スミスJr.が腰を落としてテイクダウンに入ったところを、すぐに頭を床に突き刺しました。しかし、モクスリーが危険を犯しているのは、相手だけではなく自分にも降り掛かってきます。もし、それを失敗すれば、今度は自分が下になって仰向けの状態から誰かが上になり、顔面にエルボーを食らうことになるかもしれません。でも、上手くいった時には受けた側には良い状況とは言えないでしょう。」
Bloodsportには現在、競技者が戦うためのタイトルがありません。バーネットはその理由を説明します。
「Bloodsportではタイトルを設けるつもりはありません。単純な理由でインディーズ・レスリング・プロモーションは、レスラーに対するリターンを確保出来る保証がないからです。誰かがどこかの団体にピックアップされたとしても、その人を確保し続けるためにできることは何もありません。タイトルを適切にコントロールする方法もありません。この場所にはそういうものが何もないんです。」
「だから、例えば、チャンピオンを育てるためにあらゆる努力をしても、その努力をした人が抜かれてしまったり、何が起こるかわかりません。チャンピオンシップを行う本当の理由が分からないのです。代わりに、毎年恒例のトーナメントを行うことにしました。女子のトーナメントを行ったように、男子のトーナメントも開催予定です。」
「それを一晩で行い、恒久的な招待制にして、毎回、参加者を募るのです。そして、その年の優勝者を決めるのです。その次の年はまた証明しなければいけない。かつてのRINGSの「メガバトルトーナメント」に似ていますね。そう、タイトルがない理由は「そうそう、この人はゴッチ・ロビンソン杯で優勝したんだよね、かっこいいね」という感じだからです。WWE、AEW、無くなりましたね」
4月8日に開催されるGCWのTheCollectiveの一環として、Bloodsport6でジョシュ・モクスリーと対戦します。
Wrestlling Inc
AEW:AEW Dynamite初の女子メインイベント、ブリット・ベイカーが語るヒールとしての目覚め
今週の木曜日、AEWの歴史上、初めて女性がAEW Dynamiteのメインを務めます。AEWの女子チャンピオンである志田光が初の女子メインイベントに登場しないのは驚きでしたが、ブリット・ベイカーは当初かねてからこのAEWにとってプロモーションの要とされてきました。この試合は,肉体的にも激しく、血みどろになることが予想されるため、ショーのトップには相応しい試合となります。
ベイカーはヒールとして活躍しています。マイクでは幅広い個性を発揮し、リング上ではヒールとして強さを強調するスタイルに変化していきました。この1年で彼女はAEWのトップスターの1人となりました。特にサンダー・ロサとの抗争は激しく、ベイカーは昔ながらのベビーフェイスとの対戦を最大限に活かしています。
AEW:故ブロディ・リーの妻アマンダが、息子ブロディJr.のAEW出演に対する批判に対処
元WWE、AEWスターである故ブロディ・リーの未亡人であるアマンダ・フーバーは、自身のインスタグラムでAEWが息子ブロディー・リーJr.を頻繁に起用していることに対するファンの批判に対処しました。彼はダークオーダーの-1として知られています。
AEWはここ数ヶ月、ブロディJr.をダークオーダーと共に、様々なショーに出演させています。これはAEW社長トニー・カーンがブロディJr.に対し、プロレスのキャリアを追求したいのであれば、18歳以降も有効な正規の契約を結んでいます。アマンダの投稿では、ブロディJr.がどれだけプロレスを愛しているか、どれだけ学ぼうとしているかをよく投稿しています。
ソーシャルメディアでの批判について、アマンダはAEWが息子を搾取していると批判されているのを見て、落胆していると述べています。12月26日にブロディが亡くなって以来、AEWがいかに家族を助けてきたかを述べました。AEWとジャクソンビル・ジャガーズのチーフ・リーガル・オフィサーMegha Parekh氏、リーガル・コーディネーターMargaret Stalvey氏に感謝の意を述べています。アマンダは、息子にとって学校が第一とした上で、AEWを訪問することは特権であると強調しました。
「私は人生の中でプロレスを愛してきました。プロレスは19年間、私の世界でした。今でも、この世界のどんなものよりも好きです。
私はネット上の悪口を無視しようと思っていますが、実際には見ています。ブロディJr.に対する悪口も目にすることがあります。搾取という言葉が使われています。呆れてしまいます。
彼が何かの一部であることを感じさせてくれています。彼には何のストーリーもありません。ただ、彼は自分の中で欠けている大きな部分と繋がっているのです。
ソーシャルメディアの向こう側では、誰も見ていませんが、悲しみを抱えながらも喜びを感じている子供がいます。セラピーに励んでいる子供、人生で最悪の数ヶ月にも関わらず、先週の成績表では10点のAと3点のBを取った子供。私達がAEWに行く日は、ホテルの部屋でgっこうの勉強をしている彼の姿を見ることが出来ます。それはAEWに行くことが特権だからです。また、Aunty Meghaと一緒に数学の問題を解いている姿も見ることが出来ます。
AEWは自分が何かの一部であることを感じさえてくれます。生きていることの醍醐味を思い出させてくれる人達と一緒に過ごすために、1回おきのショーのために車を走らせています。例えば、Megha ParekhやMargaret Stalveyは私の隣に座って、私が悲しみを抱える世界の中で、私を解放し、泣き、笑い、呼吸をさせてくれます。
私のインスタグラムは誰かの悲しみにつけこむポルノではありません。誰かに来てもらって同情をしてもらう場所ではありません。私の旅の写真なのです。だから、私のところに来てください。私は夫が亡くなった日に死んだのではなく、今を生きていて、闘志を持っていることを知ってください。私はガラスではありません。私はダイヤモンドであり、懸命な友人が私に教えてくれたように、『困難な時がダイヤモンドに輝きをあたえる』のです」
Wrestling Inc
2021年3月16日火曜日
WWE:ボビー・ラシュリー「もしレスナー、ドリューとのトリプルスレットマッチが実現したらクレイジーじゃないか」
ボビー・ラシュリーは、コフィ・キングストンと、父親が黒人のロッキー・ジョンソンであるザ・ロックに続く史上3人目の黒人WWEチャンピオンです。この歴史はラシュリーにとって忘れられたものではありません。WWEのメインタイトルのベルトを獲得して以来、毎週それがどれほど巨大なものなのかをますます学んでいるとTheWrapに語っています。
王座について数日後、TheWrapはラシュリーに表現の重要性、ラナ、ルセフとラシュリーの三角関係のストーリー、そしていつまで経っても実現しないブロック・レスナーのドリームマッチについて尋ねました。
・王座を獲得することは、表現していく上でどんな意味がありますか?歴史の重みでしょうか。
「そうですね、その通りです。この数日で、その大きさをますます実感しています。私の息子も私のことを見ています。息子はサッカーが大好きなんです。子供は皆、誰かを見習いたいと思い、アイドルのような存在を探します。私の息子にとっても、黒人であること、そして私の息子である事で、とても良い気分になることができるのです。これは私にとって重要なことです。子供の頃というのは、人種に関係なくまず人として相手を見るものですが、子供の頃、特別なアイドルがいました。彼等が黒人という理由だけで、彼等は自分と同じであり、彼等の中に自分を見る事が出来るのです。だから、このベルトを自分が獲得したことはとても重要だと考えています。」
・この勝利の歴史的な性質を考えると、ベビーフェイスに転向すべきだと思いますか?
「これだけは言っておきたいです。私は自分をベビーフェイスとかヒールとしたことはないです。自分のしたいことをするだけなので、皆さんがヒールの側に傾いて見えるのでしょう。でも、悪い事をしているつもりはありません。強さを誇っているのです。ただ、自分のキャラクター、自分という人間はベビーやヒールという関係は超越していると思う。」
「誰と対戦するかにもよるかもしれない。つまり他の誰かが非常に厄介な事をするだけの強烈なヒールになってくれたら……先週月曜日のミズとの対戦では、みんなは私に声援を送り、ミズにブーイングをした。つまり、私はベビーフェイスに傾き、ミズはヒールの側だった。彼は完璧にヒールを演じてた。彼は本当にそれが上手です。みんなの前でも伝えました。ミズは驚異的だ、彼は素晴らしいって。皆さんがそれを信じられないなら、的外れな意見です。何故なら、「ミズの野郎があんなことをするのは我慢できない!」という人達がいるからです。彼はやるべきことをやった、嫌われるように仕向けているんだ。全く驚異的な存在です。あの瞬間、私がタイトルを奪うのに完璧な人物でした。」
・ラナ、ルセフとのストーリーラインは、あなたの出番を助けたのでしょうか?それとも傷つけたのでしょうか?
「いいですか、私はこの業界に17年程います。何年もこの業界を見ている人は大勢います。プロレスに戻ってきた時に話しましたが、みんなが私のキャラクターを認識しています。ボビーはタフで、軍隊の経験があって、レスリングのナショナルチャンピオンにもなった。そういう意味で、私はまるで機械のようなものです。ただし、今まで一度も出来なかった事は、ただリラックスすることです。さいしょのころにやってたストーリーラインの多くは、思い返してみると私をリラックスさせるためのものだったのかもしれません。今とは違います、今のキャラクターはより荒っぽいですが、自分自身で楽しむ事が出来ます。」
「以前の私は機械のように固定されていました。いくつかのストーリーラインがあって、相手を不快にさせ、次はリラックスさせて、倒してしまおう、という感じです。見ている人の多くがそれを見て腹を立てるからです。私はどこかで少し引いてしまいました。ビンスは「お前はただ楽しんで欲しい」と言いました。それはしなければいけないことの一つでした。ですが、誰かにそれを言われても、なかなか心に響かないものです。そうなると、悪循環に陥ってしまいます。」
「でも、リラックスして楽しむことができるのは、これがエンターテイメントだからです。戦ってはいますが、これはエンターテイメントなのです。エンターテイメントであるためには、リラックスしなければいけないのです。観客は自分がどこから来たのかを感じることが出来るからです。感情をそのまま演技に移すのではなく、リラックスしてキャラクターも楽しめるようになったことで、このような卑劣で意地悪なキャラクターに仕上がっても、観客はそれを感じることが出来るのです。全てのことが今の私に繋がっているので、全てが役に立ったと思っています。」
・"The Hurt Business"は近年で最も好きな派閥名の一つです。今まで使われていなかったのが信じられないほどシンプルな感じがしますが、ぴったりだと思います。あなたとMVPがインディーズで『Beat Down Clan』をやっていたのは知っていますが、この名前を考えたのはWWEのライターですか?それともメンバーの誰かですか?
「私だね。元ネタはココナッツ・クリークにあるアメリカン・トップ・チームのボクシングコーチなんだ。彼はいつものこのTシャツを着てたんだ。これはWWEに必要だな、私のキャラクターだ、って思ってたんだ。私にはグループが必要だと考えていました。数年前からこのTシャツを持ち続けていて、WWEに来た時も持っていました。「こういうことをやりたいけど、適切な仲間が必要だ」と考え続けていました。」
「MVPがあのロイヤルランブルを開催した時は、彼のアイデアはそこまででしたが、以前に仕事をしたことがある彼にこのアイデアを告げました。「全部混ぜ合わせたら君なんだ」と。MVPも「これで本当の小さな派閥が作れるぞ」と言ってくれました。シェルトン・ベンジャミンのことも頭をよぎっていました。シェルトンは当時、何の役目も与えられていませんでした。彼の実力は誰もが知っていますが、すべてはタイミングと自分に合った役を見つけることにかかっています。私は彼を連れてくるべきだと思いました。彼ならやれるからです。セドリック・アレクサンダーは驚異的な才能を持っています。」
「"The Hurt Business"を試してみたいと思い、このアイデアを打診してみたところ、驚きました。マーチャンダイズスタッフが来て、「信じられないかもしれませんが、問題ありません」と言ったのです。すぐにやろうと言って、黒と金の美しいTシャツは出した途端にものすごく売れたんだ。そこから私達のグループは形成されていったんだ。この名前を使うとなった時にココナッツ・クリークのボクシング・コーチに電話して許可を求めたら、名前を出してくれて、Tシャツを何枚か送ってくれたらいいよと言ってくれたんだ。なんてクールなんだ。」
・ブロック・レスナーとの試合が実現しないのはどうしてでしょうか?
「分かりません……私がプロレスを始めた時からみんなが言い続けています。ブロックがいるじゃないかって。ずっと、ずっとです。私は本当に分からないのですが、彼と本当に親しかった人に聞くと「今はその時じゃない」と言っていたようなのです。他の誰もブロックと話していませんし、私も話していません。彼のことはよく知りません。もし彼が戻ってきて試合をするとしたら、驚異的で素晴らしいことだと思います。でも、もっと大きな試合にあるでしょう。なぜなら、私がドリューを追い越すことが出来ていません。彼は去年のレッスルマニアでそれをしています。チャンピオンの画を描くとしたら、ドリューに勝つことが重要なんだ。もし、その2人とのトリプルスレットになったらクレイジーなことですよね。誰が一体勝つのか、その後の展開にも繋がります。私とドリューにはまだやり残したこともある。この前、私が彼を倒したからきっと彼もその処理をしたいだろうからね」
「もしも、ブロックが帰ってきたら、その両方または片方ずつでもいいな。ドリューがどんな人間か知っている、彼は戦うのが好きだから、試合をすれば素晴らしい試合になるよ。でも、ブロックとも似ているところがたくさんあると思うんだ。私やブロックのような外見を持ちながら、実際にアマチュアレスリングの経験があるという現実味のある人間は、レスリング界にも数える程しかいません。だからこそ、プロレスとはこうあるべきだ、2人のゴリアテが競い合うものだ、と思うのです。そして、それは誰もが見たいと思っているし、遅かれ早かれその日は来ると思っています。ただ私には分かりません。ヘイマンに聞くべき質問でしょうね」
2021年3月15日月曜日
WWE:シェーン・ヘルムス「実際、ロック様が売れたのって自分のおかげといっても過言じゃない」
かつての盟友モリー・ホーリーが今年のWWE殿堂入りを予定している事が明らかになった後、シェーン・ヘルムスはWWEのThe Bumpに出演し、彼のレスリングキャリアにおける大きな記念日について話しました。その栄誉を掘り下げる前に、復帰後、会社でのプロデューサーとしての役割はどのようなものか尋ねます。
「私はこのプロデューサーの仕事が好きです。今はこれにぞっこんです。会社というものに所属して、会社の言葉を学ぶのは、まるで外国語を学ぶみたいなんだ。今まで会社員になったことがないから、面白い。この仕事は大好きだし、WWEも大好きだし、素晴らしい人達がたくさんいるし、この仕事をとても愛しているんだ。」
WWE:ミッキー・ジェームズが語る「女性にはレスリングの賞味期限があるという古い物語を変える事が出来る」
元WWE女子チャンピオンのミッキー・ジェームズは、女性は35歳までに引退する事が求められてるのに、男性は50代までレスリングする事が「美化」されていると指摘し、レスリング業界のダブルスタンダードを訴えました。ミッキーはWWE新加入者であるタヤ・ヴァルキリーが、レスラーの年齢をわだいにすることに反対したツイートに反応しました。
「私は1000%同意します。しかし、この業界では、35歳になったら女性としての役割を終えて引退すべきだと考えられています。自分がまだ一人前になったばかりだというのに。40歳にもなると「もう引退しろ」となりますが、男性は50代になってもチャンピオンであり、それを賞讃されています。悲しいけど本当のことです。」
2021年3月14日日曜日
WWE:【Updated】アンドラーデ対談要求は却下?許嫁シャーロットはストーリー上でもペアになることを要求か
アンドラーデは、自信のソーシャルメディア上でいくつかの疑わしい行動をとった後、WWEとの関係に付いて関心を集めていました。彼は自身のツイッター、インスタグラムのプロフィールからWWEに関する記述を全て削除しました。アンドラーデは2020年10月からWWEの番組に出演しておらず、彼がリリースを望むのは理解が出来ます。しかし、最新のレポートによると、WWEはまだ彼を手放すつもりは無いようです。
レスリング・オブザーバーは、WWEが彼の対談要求を拒否したと報じていますが、まだ双方からの正式な報告はなく、舞台裏で何が起こっているかは分かりません。願わくば、WWEがアンドラーデを残したいと考えているのは、彼に対するいくつかの計画があるからであり、すぐに彼がリングに立てる日を望んでいます。
また、アンドラーデは、シャーロット・フレアーと婚約をしています。最新のインタビューでシャーロットは、婚約者であるアンドラーデとのペアタッグを提案した事を明かしています。「私はキャリアの中で本当に多くの事をしてきましたが、誰も私がカメラの中で恋愛をしているところを見た事がありません。私はテレビの上では、皆さんに冷たい印象を与える事があるのではないでしょうか」
シャーロットと画面の中でもペアを組むのは、"El Idolo"にとって上手くいく可能性がありますが、シャーロットは現在、WWE Raw女子王座を巡りAsukaとの抗争中なので、その可能性はなさそうです。
メキシカン・スターはアンヘル・ガルザとのタッグチームで活動し、Rawタッグ王座にも挑戦しましたが、何度も敗れてしまい、10月にはガルサに反旗を翻されたことで、チームは分裂してしまっています。
Sescoops
WWE:アポロ・クルーズ「この番組では他にアフリカの代表を見ることがない。私のルーツに再び触れるチャンスなのです」
アポロ・クルーズは、WWEでのキャラクターに新たな要素を加える準備をしています。
それは新しいギアや洗練されたペルソナよりも遥かに深いものです。それはすでに彼のリング上でのパフォーマンスに見られたものですが、今は特にマイクを握った時に、特徴的に現れていると言えます。彼は今、WWEのキャリアの中で初めて観客に直接的に伝わる己の自信を示しています。
「これは傲慢でも生意気でもなく、自分に何ができるかを理解しているということです。私の才能はあまりにも長い間、隔離されてきました。」
現在、33歳の"セシュー・ウーハー"は、7年前にWWEに登場したその日から仕事に打ち込んできました。よく練られたストーリーと、リング上での無類の運動神経にも関わらず、クルーズはWWEの視聴者と繋がるためのレシピを見つける事ができませんでした。しかし、彼のあたらいいキャラクターは、2人のガードマンを従えて、ナイジェリア訛りでリングに上がるというもので、これまでとは全く違った印象を与えています。
WWE:腿ペチ問題に対する内部の反応「WWEには本当の問題はたくさんあるのになぜ」
レスリング・オブザーバー・ニュースレターで、ビンス・マクマホンによって指示された脚の平手打ちに関する新しい規定について、幾つかの詳細がありました。
デイブ・メルツァー曰く、大物レスラーがスマックダウンで太ももの平手打ちをだらだらと遅く行った事から、ビンスがこれを禁止した、という話に至ったようです。今回の件で誰が指摘されたのかは明かされていませんが、メルツァーはジェイ・ウッソがダニエル・ブライアンとのスティール・ケージ戦で太ももを叩いていた事を明かしています。
以前、ビンスはコマーシャル中にレスリングをすることを禁止しようとしたが、短い期間で忘れ去られたことから、同様に今回も忘れられるのではないかと思われます。また、この指示に対して、WWEの社内の反応としては、WWEには本当の問題はたくさんあるのに、ビンスはなぜこれに注目したのか、という疑問の声もあると指摘しています。
なお、今のレスラーに限った話ではなく、キックを多用するオフェンスをするレスラーの多くは自然な体の動きの一部と考えています。脚のスラップはプロレスの初期から、効果音を加えるためによく行われており、打撃のインパクトを高めるために平手打ちをするという方法は、芸術に必要不可欠なものとされてきました。
また、脚の平手打ちは「プロレスのビジネスを暴露する」可能性があるという議論は、非常に長い間続いており、スーパーキックなどの際に平手打ちをするのはイギリス人レスラークリス・アダムスが多用していた30年前に遡ります。
前世代のレスラーの多くは、試合中に音を出すために足を叩いたり、リングマットを踏みつけたりしています。しかし、NXTに所属するレスラーはこれを多用し過ぎているのではないか、という批判もあります。キャリアを通じて使用してきたことで知られるショーン・マイケルズのスーパーキックもいつも足を叩いていました。
WWE:"Retributionリーダー"ムスタファ・アリ「我々が何故、インフラ企業を憎んでいるか明かしていない」
WWEスーパースターであるムスタファ・アリは、TVInsiderのスコット・フィッシュマンのインタビューに答えました。その中でアリは、Retributionが自分達の全てを語る機会が無いかについて触れました。
「メンバーは揃っています。このグループが帳面している最大の障害と課題は"Why?"です。我々は何者なのか、なぜここにいるのか?WWEや企業インフラに対する恨みは何なのか?そのストーリーを語る事が出来ていません。Retributionは毎週テレビに出るチャンスが訪れています。」
Retributionのリーダーは、ファンが自ら点と点を繋ぐような行為を嫌っており、彼はなぜ自分がグループのリーダーなのかを説明する機会を望んでいます。
「私達は色んな事をしてきましたし、誰がグループの一員であるかはみんな知っています。しかし、自分達が本当は何者なのかを説明する事が出来ない。何故私がリーダーなのか、私がメンバーにどんな力を持っているのか、私はまだ説明をしていない。観客の皆は点と点を結びつける作業をしているが、これを私は嫌っています。何故ならこれは3時間のショーなのです。5ポンド分の袋に5,000ポンドの硬貨を詰め込んでもうまくはいきません。時間をかけなければいけない、与えられた時間の中でベストを尽くしています。」
今度のRAWではアリはリドルの持つUS王座に挑戦が決まっています。
2021年3月13日土曜日
WWE:ROH王者ルーシュが旧友アンドラーデのリリース要求にツイートで反応?
元US王者のアンドラーデが今週初めにWWEに対し、リリースを要求しました。それに対し、現ROH王者であるルーシュもツイートで反応を示しました。
#Ingobernablesdesangre👊🏿 https://t.co/gW8m19ABgG
— Rush oficial (@rushtoroblanco) March 12, 2021
ルーシュとアンドラーデの関係は、世界最古のレスリングプロモーションであるCMLLにまで遡ります。アンドラーデは2015年末にWWEに加入するまで、ラ・ソンブラという名前でプロレスをしていました。
IMPACT:インパクト世界王座vsTNA世界ヘビー級統一戦決定!ケニー・オメガとの一戦はタイトル統一戦にはならない?
これまでにも報じられている通り、インパクトのEVPであるスコット・ダモアは今週のインパクトの放送で、土曜日に行われるインパクト世界王者リッチ・スワン vs TNA世界ヘビー級王者ムースの一戦はビッグタイトル統一戦としてメインになることを発表しました。さらにこの試合の勝者は、4月下旬のPPV『Rebelion』のメインイベントで、AEW世界王者であるケニー・オメガと試合を行います。
PPV『Rebelion』の一戦は、インパクトの世界王座とAEWの世界王座を統一するためのものではないかという憶測がありますが、インパクトはこの試合においてどこにも「タイトル統一」という言葉は使っていない事に注目する必要があります。
レスリング・オブザーバー・ニュースレターによると、現段階でPPVの後の展開は決まっておらず、試合にはダブルカウントアウト、60分制限のドローは含まれない模様です。
また、インパクトは2019年にAAAでレイ・フェニックスを破り現在も保持している、AAAメガ王座をケニーに与えたような同じことをしようとは考えていないことも指摘されています。AAAはタイトルをもった「世界最高のレスラー」に年3回来てもらって、素晴らしい世界タイトルマッチをしてもらおうと考えていましたが、COVID-19のパンデミックにより計画の変更を余儀なくされています。これまでに19年12月に現ROHタッグ、TV王者のドラゴン・リー、20年12月にラレド・キッドとしか防衛戦を行っていません。しかし、それはAAAのアイデアです。インパクトは毎週のテレビ番組に出演するチャンピオンを望んでいるため、同じ方法をとりたくはありません。また、AEW社長のトニー・カーンはAEW世界王座を失うまでは他のプロモーションで負けないチャンピオンを望んでいます。
Wrestling Inc
2021年3月12日金曜日
AEW:クリストファー・ダニエルズが語るROH、TNA、AEWへの思い。カレーマンは実はライガーの声を真似した?
クリストファー・ダニエルズがAEW正レフェリーであるオーブリー・エドワーズ、トニー・シヴァーニのポッドキャスト『AEW Unstricted』に出演しました。現在、AEWにおいてレスラーだけではなく、タレント全体の責任者としても活動するダニエルズは、AEWに加わるまでの流れなど様々なことに応えました。
「それは私がROHのリングでやりたいことを全てやりきったような気がしていたタイミングで、マットとニックから声をかけられたんだ。だけど、それはまだ未知の状態で、うまくいくとかいかないとかいえるものではなかったんだ。ただ、彼等が声をかけた人間を見て、成功するだろうなと感じた。幸運にも、彼等が依頼してきたタレントリレーションズの仕事をこなせ人材として、その日から動けるようになった。今のところ、彼等を失望させるようなことにはなってないと願っているし、自分では大丈夫と思ってる。」
WWE:"人間魚雷"テリー・ゴディーの娘ミランダがNXTトライアウトを受けた模様
WWEホール・オブ・フェイマーで、日本では"人間魚雷"として知られるテリー・ゴディーの娘ミランダ・ゴディーが、2月にWWEのトライアウトを受けていたようです。
同じくHOFであり、現在プロデューサーを務めるマイケル・"PS"・ヘイズはかつてテリーとファビュラス・フリーバーズでチームを組んでいましたが、ポッドキャスト『Cigar Store Idiots』に出演した際、その翌週にミランダをNXTに呼び、トライアウトを受けさせると明かしました。
ヘイズは、人々がミランダを雇えばいいのにと言っていることにコメントをし、テリーは彼女自身が仕事を獲得する事を望んでいるように感じています。また、ヘイズはミランダがまだ未熟だと考えていますが、この2年で大きく成長しており、トライアウトは採用されると確信しています。
「実はミランダ・ゴディーには今週の月曜日と火曜日にトライ合うとでNXTに来てもらう事になっているんだ。だから、彼女がうまいことやってくれることを願っている。世の中には『WWEに長くいるんだから、彼女に仕事を与えればいいじゃないか』という人もいるだろう。だけど、それは適切じゃない。私は彼女が仕事を獲得すると確信していますが、彼女の父親は私が仕事を与える事を望んでいないでしょう。彼女はまだ未熟ですが、本当に成長していて、この1年半、2年の間にかなり改善してきています。」
テリーは2001年7月に心臓発作で40歳の若さでこの余を去りました。フリーバーズは2016年に殿堂入り、テリーは14年にサウスレスリングの殿堂入り、15年にプロレスの殿堂入りを果たしている。
ミランダの弟、レイ・ゴディーはかつてジェシー、スラム・マスターJとして2005年から2010年4月までWWEと契約していたが、リリース後引退。現在はジョージア州で警察官として働いている。
ミランダは、父親がフリーバーズとして所属していたことを利用し、自らを『バッドストリートビューティー』と称している。彼女はここ数年、Thunder Rosa's Mission Pro Wrestling、Magnum Pro、SWE Furyなど、いくつかのインディー・プロモーションで活躍しており、USA Championship Wrestling promotionの現USA女子チャンピオンです。
AEW:視聴率戦争はAEWに軍配、先週のシャキール・オニールの影響か
AEW DynamiteとWWE NXTのライブ視聴率が発表されました。AEWは総合視聴率とキー・デモで今週の勝利を収めました。
先週の日曜日に開催されたPPV『Revolution』の影響を受けたDynamiteはライブ視聴者数74万3000人で先週83万1000人から減少しています。18-49歳の視聴率が0.32(先週0.33)と減少しています。なお、先週はシャキール・オニールがAEW初試合を行い、メインストリームでの注目があったため、AEWは大きな盛り上がりを見せました。
一方、NXTの視聴者数は69万1000人で、先週の69万2000人より現象。18-49歳の視聴率は0.18(先週0.20)と減少しています。NXTではフィン・ベイラーvsアダム・コールのNXT王座戦を含む3つの大きなタイトルマッチが行われました。
なおケーブルテレビのトップ150番組のうち、AEWは4位、NXTは25位でした。
各番組のキー・デモはこちらとなります。
視聴者数18-49 AEW:0.32/NXT:0.18
女性視聴者数18-49 AEW:0.19/NXT:0.12
男性視聴者数18-49 AEW:0.45/NXT:0.23
視聴者数18-34 AEW:0.14/NXT:0.08
女性視聴者数18-34 AEW:0.10/NXT:0.05
男性視聴者数18-34 AEW:0.13/NXT:0.09
視聴者数25-54 AEW:0.37/NXT:0.23
視聴者数50歳以上 AEW:0.25/NXT:0.39
2021年3月10日水曜日
AEW:MJFとジェリコが語るMJFが世界に認められた瞬間、サミー・ゲバラの離脱について
MJFはポッドキャスト『Talk Is Jericho』にゲスト出演しました。エピソードの中で、MJFは連想ゲームを行い、スティングの話題になった時にMJFはWCWレジェンドへのリスペクトを見せましたが、ジェリコは反対にスティングを罵倒しました。
「おぅ、ごめんなさい。彼はあなたの持っていたバットを盗みましたね。あなたがプロレスでバットを持っている事を発明したのに」
MJFのその言葉に、ジェリコは付け加えます。
「聞いてくれ、質問があるんだ。例えば、コンサートに行って、ものすごい良い席に座っていたとする。満員の中で、立ち上がり、その席から離れたとして、一般入場だったら他の誰かがその席に座るんだ。つまり、その席に座る特権を失う。15年後に戻ってきても"俺の席だ!"なんて言えない。昔はその席に座ってただろう、けど、15年も離れてたんだ。これは俺のベースボールバットだ。」
MJFはこれに切り返します。
「それは今、あなたのバットです。だけど、同時に説明させて欲しい。クリスは今、あまりに謙遜してる。8歳のクリスがバットを持っている写真がある。スティングがバットを持つ前の写真だ!」
MJFは、AEWに入る前はまだあまり知られていなかった事を認めています。彼は自分が誰であるかを知られた瞬間を挙げ、これまでのAEWでの成功の速さを語りました。
「言っておくが、この会社に入ってきた時はまだあまり知られてなかった。このプロモーションには他にもインディーズ出身で、全国放送のショーには出た事の無い有名な選手がたくさんいた。俺は決して忘れないよ。トニー・カーンはMJFというものをなんとなくは知っていたけど、完全には把握をしていなくて、彼がマイクを握らせてくれた時、そこにはリングの上にブレット・ハートが真ん中で話していて、俺はそこへ行った。世界は俺の得意技を味わえるようになったんだ。」
「"こいつは誰だ?"とみんなが一斉に思った。それ以来。信じられないようなワイルドな旅をしてきた。ビジネスの歴史の中で、おそらく1人かふ2人を除いて、おそらくカート・アングル以外に、これほどまでの短期間でこれほどの成果を上げ、短期間の間にこのスピードでトップになった人間はいない。ただし、もう1度言うが、俺は正直にジェリコ、あなたのおかげだと思っています。あなたは指導者であり、友人であり、だからこそ、俺とあなたは非常に長い間AEW世界タッグタイトルを今後保持することになると思うのです。」
ジェリコとMJFは、サミー・ゲバラがインナーサークルを辞めることについても言及しました。2人がインナーサークルで何をしようとしていたのか、インナーサークルではもっとやるべきことがあると話します。
「インナーサークルはこれからも成長し続けて、より強くなっていくと思う。どんな偉大なチームでも、幾つかの浮き沈みはある。MJFの問題ではなくて、サミー・ゲバラの問題だと思うから、悲しく感じる。ビンス・マクマホンは様々な人をお互いに落とし前をつけさせてきました。俺とトリプルHの時もそうだったからよく知ってる。そうすることで、お互いに、最高の試合をしようという気にさせてくれるんだ。」
「お互いを後押ししあえる、こいつに見せてやる。MJFとサミーにはそうなって欲しかった。お前がやっていることも見ていたし、サミーがやってるのも見てた。爆発したのはサミーで、ただもう1度言うが、聞いてくれ、腹に一発でいいんだ。俺はあいつよりも酷い奴に殴られてきたけど、あいつはインナーサークルを辞めたし、クリス・ジェリコを見捨て、MJFを見捨てた。つまり俺達の人生から永遠に見捨てられたんだ。あいつが望むなら問題は無いけど、インナーサークルにはやるべきことがいっぱい残っていて、日曜日にMJFとジェリコがヤングバックスからAEW世界タッグタイトルを奪うところから始まるんだ」
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AEW:ダービー・アリンが明かす、スティング、チーム・タズとの仕事の意味
ダービー・アリンはPPV『Revolution』後のメディアスクラムで、スティングとチームを組み、ブライアン・ケイジ、リッキー・スタークスとのストリートファイトに挑んだこと、この試合のクリエイティブに関わっていた事を明かしました。
「スティングとチームを組むことは自分にとってまさしく世界を意味するんだ。伝説的なキャリア、その終盤に関わる事が出来たのは、本当に名誉な事だ。自分達は多くの仕事を共に出来たし、そこで全力を尽くす事が出来た。」
アリンはスティングだけでなく、タズとの仕事について聞かれると、タズにも賞讃を送りました。
「タズや彼の仲間が俺を信頼してくれて、俺のビジョンを共に見てくれた事が大きかった。チーム・タズとは1年、スティングとは半年間、この仕事をしてきた。俺とトニー・カーンはビジョンを描くことにこだわり、彼等はそのビジョンを信頼してくれた。今夜の試合を思い描いていたけど、それがバレないようにしれくれたのが大きな意味を持っているんだ」
この試合に関して、どれくらい権限を持っていたのかも詳しく説明します。
「恐らく90%近く関与していたと思う。これに関わる多くの仕事のほとんどをやっていたし、これのために何週間も起き続けていた。いい経験になったよ。俺は映画学校を中退したから、これは俺の監督としての良いテストになったんだ。」
一転、今週木曜日に行われるAEW Dynamiteでのスコーピオ・スカイとの王座戦について聞かれると、アリンにとって王座は優先事項であることを明かしました。
「俺はTNTチャンピオンだし、それをみんなに思い出せたいんだ。今夜の試合にタイトルがかかってなくても、なぜ俺がチャンピオンなのかをみんなに思い出させたい。スコーピオ・スカイはその第一歩だ。」
最後に、再び半年に渡り、共に仕事をしたスティングについて触れます。
「スティングがAEWに来てくれて、俺を信頼してくれた。それは世界を意味している。このビッグマッチ、強烈な打撃戦、これは俺と彼のキャリアを信頼してくれた結果なんだ。スティングを尊敬しているよ。」
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AEW:クリスチャン・ケイジが語るWWEを離れAEWと契約をした理由とは?
先週の日曜日に開催されたPPV『Revolution』でのビッグサインを果たしたクリスチャン・ケージはレスラーとして、また若手のトレーナーとして、再び動き出す準備をしています。ポッドキャスト『オーラルセッションズ』にて、自分のカリスマ性を再び披露する事に自信を持っている旨を明かしました。
『かつてのように出来るという自信が無かったら、こんなことはしていないさ。自分が誇りに思っている事だ。関わることがあれば、それに全て参加する。自分が最高の選手である事を証明するために戻ってくるんだ。』
偶然にも、クリスチャンとエッジは、カムバックの話が飛び交っていました。昨年のロイヤルランブルでの復帰戦でエッジのコーナーにいたクリスチャンは、今年は別のプロモーションにおいてライバルとなった"Rレーティングスーパースター"がコーナーに立っている事を喜んでいます。
『まぁ、彼はもう数少ない顔見知りの一人だ。自分が考えている事を相談したとき、すごく支持してくれた。無くなったと思っていた事が、また戻ってくると、何が起こったんだ、って感じさ。』
『去年、ロイヤルランブルで戻ってきた時だけど、クリスチャンはいつも緊張を抑えるのが上手いんだ。緊張しているのを見たことがない。なのに、あのランブルの前は超緊張していた。俺はそのムードを和らげるためにそこにいたんだ。彼は同じようにしてくれた。偉大な相談役さ』
今年のロイヤルランブルに出場した後、ほとんどのファンはクリスチャンはWWEと契約すると信じていました。しかし、ケージは最終的な決断を下す前に選択肢を天秤にかけたかったと認めました。これは彼のキャリアの最後のステージを考えており、自分にとって最善の利益を持っている会社との契約をどうするべきか確認したいと思っていました。結果、AEWだったのです。
『今後、どうなるか分からなかった。水曜日(3月3日)には何もサインもしてなかった。ポール・ワイトの発表を聞いた時に驚いてしまったよ。確かに、トニー・カーンとはすぐに意気投合したし、一緒に仕事をすることになるだろうとは思ってた。ただ、ランブル戦が終わった後にAEWに行くかは分からなかったし、実際にWWEとの交渉は非常に友好的だった。ただ、俺の友人であり、あなたの夫であるジョン・モクスリーは俺と会話をして、彼の意見も聞かせてくれた。"少なくとも自分の選択肢を探さないと、自分自身が損をしている"と思わせてくれたんだ。俺のキャリアの最終段階で、トニーと会話をして、あっという間にエスカレートして、1週間以内に契約が成立したってわけだ。』
クリスチャンはレスラーだけでなく、業界の中で複数の役割を持ちたいと考えていたことも、AEWへの選択を決めた大きな要因だったことを明かしました。AEWとの契約ではレスラーだけでなく、バックステージでのパフォーマンス、トレーニングなど他の仕事をすることが出来るようになります。また、彼はWWEに対して悪意がないということを示したいと考えており、AEWはスクリーン上でも、スクリーン以外でも、自分自身の才能を披露する機会を増やしてくれると思ったのです。
『もちろん人生を変えるような決断をするには、多くのことを考えなければいけない。この決断について考える時間はたくさんあった。俺が本当に必要としていたのは、この才能を披露し、次の世代を助ける事が出来る最高のプラットフォームだった。それがAEWに対して感じたことだったんだ。すごく興味をそそられた。俺は挑戦をする事が好きだ。簡単な決断ではなかったけど、難しい決断ではなかったね。WWEのやり方には何の問題も無い。今の自分にはこれが必要だったんだ。』
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Bleacher report
AEW:ケニー・オメガは有刺鉄線電流爆破の終わり方に不服?SNS上ではDMCAを理由に問題シーンを削除要請か
AEW世界王者ケニー・オメガはPPV『Revolution』のメインイベント後、有刺鉄線電流爆破の後、バックステージで激怒していたと報じられています。
爆発は試合経過30分後、タイマーがカウントダウンを続け、手を拘束されたモクスリーは動けず、エディ・キングストンもそれを庇って被爆するというものだったが不発に終わってしまいました。これはソーシャルメディア上でかなりの量の否定的なフィードバックを生み出しています。
2021年3月9日火曜日
AEW:クローン病で欠場中のビッグ・スゥォルがTwitterで現在の病状を報告
昨日、AEWのスター、ビッグ・スゥォルがツイッターにて、持病であるクローン病について現在の病状を明かしました。
スゥォルのコメントは、PPV『Revolution』の後に行われたメディアスクラムにて、トニー・カーンがクローン病のために戦列を離れている事、団体にとって彼女がどれだけ優れたレスラーか、カーンが彼女をどれだけ気に入っているかを話していました。また、スゥォルの病気は女子トーナメントの前に発覚したため、2021年はほぼ活動をしていないため、ランキングにも入っていないと述べました。彼は彼女の事を会社にとって、大きな財産であると述べ、健康になったら定期的に試合に出られるように支援したいと述べました。
AEW:ポール・ワイト「まるで輸血をしてもらったみたいだ」AEWへの転向を語る
ビッグ・ショーとして知られ、AEWと契約した事が発表となったポール・ワイトが、PPV『Revolution』の後のメディアスクラムに参加し、今後、どのAEWロスターと仕事をしたいかを明らかにしました。
「他のどんなリアクションも見ていないんだ。このPPVはバックステージで見させてもらったが、これが初めて、座って勉強をさせてもらった。そう、ここで仕事をしているんだ。終始、素晴らしいストーリーテーリングだと思った。PPVの組み立て方が好きだな。タッグバトルロイヤルには本当に感銘を受けたよ」
「フェニックス、PACとジャングル・ボーイを巻き込んだ最後のフィニッシュは素晴らしい仕事をしたと思った。素晴らしいストーリーだった。そういう試合をするのがすごく難しい。参加したタッグチームはみんな少しずつでも輝いていたと思ったんだ。みんなが素晴らしい仕事をしてくれたと思ったよ」
2021年3月8日月曜日
AEW:トニー・カーンが語る「何故、最後の爆発は不発に終わったのか」
AEW代表取締役社長兼CEOのトニー・カーンはPPV『Revolution』後のメディアスクラムに参加し、質問に答えました。メインイベントであるAEW世界王座決定戦の有刺鉄線電流爆破デスマッチに関して、まず二人の状態を報告しました。
「正直に言って、どちらも重傷を負わずに済んで良かった。最高だったよ、素晴らしくスペクタルだったし、最後に爆発が起きても誰も怪我をしなかったのが幸いだったと思ったよ。」
「ケニーのマスタープランだけど、この大計画をクレヨンで描いていた時に、爆弾が不発弾で、二人を倒せないだなんて誰が考えただろう。本当に素晴らしいアクションを見せてくれた。"紙の上では"誰かが傷つくような試合に見えたけど、両者とも無事だった。」
メインイベントの最後の瞬間は、不発弾に終わりました。ショー放送後のモクスリーのプロモがYoutubeで公開されることを明らかにしましたが、爆発が多くのファンの想像に沿うものではなかった理由を説明しました。
「このプランは自分達がクレヨンで描いたもの、試合をずっと見ていました。それはすごくクールに見えたし、非情に致命的で痛快な試合だったけど、最後の最後、みんなが何を望んでいたかは分からないけれど、実際に彼等を爆発させたかったのでなければ、出来る事は限られているんだよね。」
「だから、リングも、二人も爆発させないならば………説明すると、ケニーはヒールとして事前にハンマーと釘を持って爆発するようにリングを構築して、計画をしていたけれども(プロモーション映像として何度も流れていた)最後の爆発は不発弾として爆発しなかった、という事だと思うんだ」
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2021年3月5日金曜日
STARDOM:今からでも遅くないスターダム Ep.9 中野たむのトワイライト・ドリーム
スターダム10周年記念大会のメイン後の光景を何度も、何度も噛み砕いていくと、自分の中で抜け落ちた1年が丸々そこに存在していたことに気付いたので、筆を取る。19年の終盤、スターダムがブシロードに買われたのをきっかけに、今まで女子プロレスを、スターダムを見たことのない人に向けて、いくつかのシリーズでブログを書いてきた。プロレスというのはストーリーものであるが故に、途中から見始めて面白いのだろうかという不安も付きまとう。そこをぎゅっと濃縮して、この人はこんな人ですよという紹介を勝手ながら出来たら面白いんじゃないかと思ったわけだ。
あの時、2020年は渡辺桃の復活の年になると思っていた。しかし、実際にはそうはならなかった。岩谷麻優の年でもなかった。林下詩美が圧倒的な強さを見せ、上谷沙弥が要所で大きな話題を生み、DDMが一気にその勢力を伸ばした。刀羅ナツコは見違えるようにふてぶてしさを増して、あの大江戸隊をまとめる存在になった。
しかし、10周年記念大会の最後、リングの上に立っていたのは、中野たむだった。誰がこの1年後を想像していただろうか。あの瞬間が訪れるまで、ファンの希望以外でそれを想像していた人間はいるだろうか。だが、よく考えると、到達するべくして到達した光景だったのかもしれないと感じたのである。