ゴチャゴチャ言わんと

結局プロレスとは何か論を今更説いてるのが良くなくて 今何と戦っているのかが俯瞰で見れてたら 寝言言ってる場合じゃないと思うんだよね、正直。 多分だけど、関係者がプロレスはすごいと思い過ぎてる。 プロレスを見たら感動してもらえると思い過ぎてる。 だから、見に来てくださいが二言目に出る。 今、ありとあらゆることが/パフォーマンスで見られている。 つまり、時間なのか価値なのか それに見合うだけの見返りがあるかということを感じられなかったら 消費されない時代だということを考えたら そこに足を運んで、ライブを見るということの パフォーマンスの悪さを意識してほしい。 そもそもソーシャルメディアでの人気もない 若者の間で話題にもなってない プロレスってやっているのかいい大人ですら知らない 誰がいるかも知られてない、というのは 価値がないと同等なのだということを もう少し真剣に考えたほうがいい。 結局、環状線の外に届くためには 恋愛リアリティショーに出るとか 夕方情報番組のマスコットになるとか ドキュメンタリーオーディションで知られるとか オリンピアンがデビューするとか そういうきっかけが無ければ起こり得ない 今上げたどこにもその団体は入ってない すなわち何もやってないと同じ。 どんだけ話題になったって 話題にしているのは村の中の人間でしか無い 村の外の人間は ソシャゲだ音楽だドラマだ 反社の恋愛だ 何かを見るのに忙しい プロレスがやらなきゃいけないのは その時間をどうやって奪えるか やれてる? やれてなくない? Netflixのドラマみたいに衝撃的な展開はある? 反社の恋愛みたいにドキドキする? 音楽みたいにカリスマ性はある? ライブ会場みたいな演出は? 何もかもをエンターテイメントとして 中途半端にしてプロレスすごいは都合が良すぎると思う。 どんな試合をしようが 箸にも棒にもかからないなら 存在しないも同じでは?

11.14 AEW Not a Human!ウォードローとは何者か


番組冒頭、PPV『FULL GEAR』でCodyを裏切ったMJFに対し、ジェリコはインナーサークルへの加入を煽った。リング上に現れたMJFへ彼の優れたところを褒めつつも、自分が如何に優れているかを告げるジェリコとの会話の間に、2人は共通点を見出す。それはCodyを嫌っている、という点だった。

これを見ていたCodyがリングに滑り込み2人を蹴散らす。コーナーに座り込み、懇願するMJFにCodyが詰め寄ると、その背後からスーツをまとった筋骨隆々の男がCodyの後頭部に強烈なクローズラインを叩き込んだのだ。

この男の名、ウォードロー【Wardlow】と言う。


▼彼は一体何者なのか


実は、彼の姿は既に確認されておりPPV『ALL OUT』の事前スペシャルBUY INと本編の合間に流されたPVの中に登場していたのである。

小柄な選手が多いAEWにおいて、188cm113kgの体は非常に大きく見える。オハイオ出身でキャリア5年。柔術などのバックボーンがあり、地元のARWやPCWを経て、IWCとRPWの王者の経験もある。



ここで気付いた方もいるかもしれませんが、彼はこれまでの記事で出てきたようなROHやPWGの経験がほぼない。つまり、アメリカインディの世界の中でもまだこれから名前が売れようとする存在だったと言えるだろう。

実際にこの映像を見れば、会場の大きさや空気などかなりの小規模な会場で行っていることが分かると思う。アメリカにはよく名前の挙がる団体以外にも小規模な団体が相当数存在しているのだ。



▼加熱する未知なる強豪の奪い合い


先日もウィリアム・リーガルがインディー団体に突如現れ、ベルトを穫った女子選手にNXTへの参戦を直接打診するという映像があったが、同時にWWEは世界各地にエージェントを送り込み、レスリングや総合格闘技のみならず幅広いアマチュアアスリートへプロレスへの転向を勧め、優れたフィジカルを持った選手を集めようとしている。

同時にWWEパフォーマンスセンターの機能を持ったNXTを各地に作ることで、アメリカへ渡る負担を減らしつつ、レスラーを育成する方法を穫っている。これは新日本も同じ形と言えるだろう。

AEWはウォードローの起用によって、彼等が見ているよりもさらに下のレイヤーにいる優れたレスラーを穫る手段を見つけていることを示した。契約方法にもよるだろうが、選手にとっては専属契約(アメリカ国内での他団体出場が出来ない)をしたとしても、AEWの契約金がしっかり払われるのだとすれば、3万人規模の大きな会場で試合が出来るという他に変えがたい経験も出来る。

今まではWWEや新日本という大きな規模との戦いだったが、見過ごせないのはROHやインパクトという中規模団体だろう。例えば、ROHはアメリカインディの中で言えば、ROHで売れることでより大きな団体に売り込むチャンスがあったし、観客のレスリングへの熱の高さもあった。しかし、選手自身の収益という意味で言えば、グッズの売上げでそれを支えている部分もあったと言わざるを得ない。

多くのインディレスラーにとって、生活が守られているという安心感、生活が変わるという安心感は非常に大きな意味を持つ。その時にROHという選択はどれだけ選ばれるだろうか。

WrestlingNews.co:ジミー・ハヴォックAEWで流血について語る

ジミー・ハヴォックもAEWと契約したことで、毎週のように血を流すこともなく、全米各地を駆け回る生活から変化したことを綴っています。


▼ウォードローへの期待


実際に今日の襲撃シーンを見ると、彼のポテンシャルが分かるかと思う。

https://twitter.com/AEWrestling/status/1194800395740168192?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1194800395740168192&ref_url=https%3A%2F%2Fnote.mu%2Flods%2Fn%2Fn89f76ce1236f

非常に猛々しさの中に気品を感じさせる部分があるのだ。おそらく彼が直接AEWと契約するに至ったのはここだろう。どれだけ運動神経が良かろうと、レスラーとしての資質、王者としての気品というのはすぐに得れるものではない。彼はここに立つべくして選ばれたといっても過言ではないだろう。

こういう才能を持ったレスラーがアーン・アンダーソンやDDPといった優れたコーチの元でレスリングを学ぶことが出来るというのは、AEWだけではなくレスリング全体に大きな影響を与えることになる。

ウォードローはインナーサークルと組んでいるというわけではなく、MJFと繋がっていると見られており、もしこれでMJFがインナーサークルとも結託しないとなれば、2つのユニットによる対立構造から3つのユニットの構造へと変化していくことになるだろう。



▼近付くタイムリミット、あの男の選択は?


さて、11月も半ばを過ぎて、息を潜めているのは、11月末でROHとの契約が切れるマーティー・スカルだ。インナーサークルの始動時にスカルが加わるのではないかという話もあったが、シングル、タッグのバランスを考えれば十分にメンバーがいると言える。

The ELITEに加われば、彼等にとっては非常に心強いと言えるだろうが、もしもMJFと結託したとしたら、これ以上ない面倒な相手になるのは目に見えている。

残る期日はあと二週間………


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