ROH:7.26PPV「Death Before Dishonor」の女子王座戦2試合が発表!アテナvsアミナタ、スタークスvsベルベット、手負いの世界王者アテナは防衛することが出来るのか。

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7月26日金曜日に開催されるROH Death Before Dishonorで行われる2つのタイトルマッチが発表されました。 女子世界チャンピオンのアテナは、クイーン・アミナタを相手にタイトルを防衛することになりました。この試合は木曜日のROHで発表されました。アテナは5月から活動を休止しており、リング上での欠場はストーリー上の負傷が原因とされています。女子世界チャンピオンは5月の最後の試合で怪我の恐怖に苦しみましたが、それはストーリーの中で誇張されています。 アテナの「手先」ビリー・スタークスもDeath Before Dishonorでタイトルを防衛します。PPVでレッド・ベルベッドを相手にROH Women's TV 王座の防衛戦を行います。 木曜日の放送では、リー・モリアーティーがROH Pure Championship Proving Groundの試合でウィーラー・ユータとタイムリミットで引き分けたので、チャンピオンシップへのチャンスを手に入れましたが、まだPPVでは公式に発表されていません。 Wrestling Observer 

50歳で初めてハローワークに行ったレスラーがニューヨーク証券取引所に上場する企業でコーチを務めることになった話




えぇっ!!
ケ ンドー・カシンこと石澤常光が何の因果かWWEのコーチになることが発表された。カシンといえば90年代後半の最も盛り上がってた新日本プロレスのジュニ アをかき回し、00年代には総合格闘技との二足のわらじであのハイアン・グレイシーに一度は破れるもリベンジを果たす。さらに、08年には早稲田大学大学 院へ進学、翌年は柴田勝頼と総合のマットで対戦。その後も色々あるが、これらの話は全てこの2冊の著書に書かれてたり書かれてなかったりする。



実は買って読んだので、書評というか、この”世界一のへそ曲がり”についてどこかで書かねばと思っていたところに、このニュースである。
ま ず初めに、WWEにはNXTの本拠地となるトレーニングセンターがオーランドにあるという話は何度かしているかと思う。7つのリング、最新鋭のトレーニン グ施設があり、フィジカルトレーニングからリングでのトレーニング、さらにはコメント撮りのトレーニングまで出来る施設である。
こ このトップコーチには、かつて新日本プロレスのトップ外国人だったジャイアント・バーナードを始め、アーン・アンダーソン、ショーン・マイケルズなど世界 に誇るプロレス職人達がコーチに名前を連ねる。新日本プロレスで言うなら、ディヴィット・フィンレーの父親デイヴ・フィンレーもいる。
NXTに出場してる選手の多くは日々ここでWWEのプロレスを学び、RAWやSMACKDOWNでのデビューを目指す。今まさにKUSHIDAや紫雷イオがいるし、かつては中邑もフィン・ベイラーもASUKAもカイリ・セインもいた。
そんな場所に、日本人で初めてコーチとして加わったのである。
トレーニングセンターには、先ほど上げた常任のコーチだけでなくゲストコーチという形で数週間呼ばれて、選手にコーチングする仕事もあり、カシンは一度それに呼ばれたことあるが、それだって青天の霹靂のような話で何故!?と話題になった。
何 故なら、カシンとWWEの繋がりなどいくら考えても直接的なものはほとんどない。IGFに参戦した時に組まれたカート・アングル戦であるとか、フィン・ベ イラーの新日本時代のコーチとか、ダニエル・ブライアンやカール・アンダーソンのLA道場時代のコーチとか、かつてNXTのコーチだったディーン・マレン コとはタッグパートナーだったなど間接的なものに過ぎない。
スキルで言えば、アマレスでは全日本学生選手権三連覇、全日本選手権優勝を誇り、なおかつ総合格闘技の経験もある。大学院ではスポーツ科学研究科に進学しており、理論にも長けている。
前 回、ゲストコーチで行った際には、初級コースを担当し、まだプロレスに馴染んでいない新人に基礎的なトレーニングを教えたという。新人といえど、他のス ポーツではトップアスリートのような人材がごろごろしていたとカシンは語っている。中でもこの数年、総合格闘技を経てプロレスに転向する選手は少なくない が、プロレスから総合格闘技を経た選手というのは実はかなり少ない。
まさに新日本プロレス暗黒時代の賜物でしかないのだが、アントニオ猪木のプロレスラー最強幻影に付き合わされた新日本から何人もの選手が総合に出場した結果の話である。
例 えば、中邑は元々、大学時代から和術慧舟會の道場に出入りし、レスリングと同時に総合の技術を学び、デビューまもなく総合の試合もするようなレスラー人生 を歩んだ結果、今アメリカでもハードヒットの象徴として君臨しているし、ダニエル・ブライアンもWWEでは絶対にウケないと言われてきたサブミッションの 技術で時代を作ってみせた。まさしく今のWWEを作っている道のどこかがカシンに繋がってると言っても過言ではないのだ。
で はないのだが、それでも何故かとまどいを隠し切れないのは、かつてIWGPジュニアヘビーのベルトを投げ捨て、トロフィーを蹴り倒し、ライガーを激怒さ せ、全日本タッグのベルトを返却せず裁判になり、大仁田厚とパンディーダを巡って論争を繰り広げてきた姿を知ってるからだろう………2000年代も20年 過ぎようとしているのに、未だ我々はカシンの行動に惑わされ続けている。



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