ROH:7.26PPV「Death Before Dishonor」の女子王座戦2試合が発表!アテナvsアミナタ、スタークスvsベルベット、手負いの世界王者アテナは防衛することが出来るのか。

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7月26日金曜日に開催されるROH Death Before Dishonorで行われる2つのタイトルマッチが発表されました。 女子世界チャンピオンのアテナは、クイーン・アミナタを相手にタイトルを防衛することになりました。この試合は木曜日のROHで発表されました。アテナは5月から活動を休止しており、リング上での欠場はストーリー上の負傷が原因とされています。女子世界チャンピオンは5月の最後の試合で怪我の恐怖に苦しみましたが、それはストーリーの中で誇張されています。 アテナの「手先」ビリー・スタークスもDeath Before Dishonorでタイトルを防衛します。PPVでレッド・ベルベッドを相手にROH Women's TV 王座の防衛戦を行います。 木曜日の放送では、リー・モリアーティーがROH Pure Championship Proving Groundの試合でウィーラー・ユータとタイムリミットで引き分けたので、チャンピオンシップへのチャンスを手に入れましたが、まだPPVでは公式に発表されていません。 Wrestling Observer 

AEW:経済誌Business Insiderにトニー・カーンが登場。メディア・アナリストが解き明かすAEWとWWEの関係とは?


 

 トニー・カーンは、WWEについて話すのは好きではありません。あるいは、彼が2019年に設立し、ビンス・マクマホン率いるWWEに対抗する正当なライバルに急成長した会社、AEWの話をしたいと言う方が正しいかもしれません。Insiderのインタビューに対し、「AEWでは素晴らしい成長が起きているので、自分達に集中したいのです」と話しました。

しかし、NFLチーム「ジャクソンビル・ジャガーズ」共同オーナー、シャヒード・カーンの息子である彼は、競争相手がだれであるかを知っており、ちょっとした悪口を言わずにはいられません。10月15日、WWEはスマックダウンの時間を延長し、AEW Rampageの放送時間と被ることになった時、彼は「自分達と30分のヘッド・トゥ・ヘッドをやるのというのを見たよ。ついにあなたたちのメインショーに真っ向勝負を挑むのが待ち遠しいです。長い間、待ち望んでいた事だ」とツイートしました。

WWEは何十年もの間、プロレス・エンターテイメントを支配してきました。しかし、長年のプロレスファンでもあるカーンは、数年前に隙を見つけました。

「契約の無いレスラーや、2019年までに契約が終了するレスラーが非常に多かったんだ」

カーンは、当時AT&Tによるタイムワーナーの買収が終了する最中の2018年、後にDynamiteと呼ばれる新しいプロレス番組を立ち上げようと、ワーナーメディアの幹部と何度も話をしていました。2018年のクリスマスに父親に声をかけ、タレントの契約と番組にゴーサインが出ました。2019年10月にワーナーメディア・ネットワークのTNTで番組はスタートします。

「父は失敗すると予想していましたが、私が説得しました。最終的に、「どうせ相続するんだから、今すぐ活用した方がいい」と言って、お金をくれたんです。」

シャヒード・カーンは後に考えを改めました。

AEWの急速な成長は、様々な面でWWEと真っ向から対立する事になりました。

Sports Illustratedは先月、RAWとDynamiteの視聴率争いで両社が拮抗していると報じました。今年の初め、Dynamiteが視聴率で上回ったため、NXTは水曜から火曜に放送日が移動されました。

AEWのニューヨークでの初公演は、先月、アーサー・アッシュ・スタジアムに詰めかけた2万人以上のファンによって完売しました。レスラーのエディ・キングストンは「ニューヨークは、今、AEWの街だ」と宣言し、コネチカット州スタンフォードに本拠地を置くWWEへの明確な攻撃を行いました。

また、ブライアン・ダニエルソンやCMパンクといった元WWEのスーパースターと契約しています。LightShed Venturesアナリストのブランドン・ロス氏は「AEWは既にWWEのレーダーにかかっていると思います。ビンスは競争相手がいなかった時には必要なかった調整を行うでしょう」と明かします。

スマックダウンとRampageの放送が重なった10月15日の放送では、Rampageは18-49歳の視聴率でスマックダウンを上回りました。しかし、RampageのネットワークであるTNTよりもはるかに少ない世帯数のFS1での放送であるにも関わらず、全体の視聴者数はスマックダウンが上回りました。

TNTの親会社であるワーナー・メディアによると、Dynamiteは水曜日の18-49歳の視聴者数で1ヶ月間に渡り、ケーブル番組の中でトップを独占し続けてきました。また、Dynamiteは放送開始から3ヶ月後の2020年1月に、ワーナー・メディアと
1億7500万ドル相当の4年契約を結んでおり、来年にはTNTの姉妹ネットワークであるTBSへと移行します。専門家によると、AEWは現在、その人気を維持出来れば、より「大きな契約更新のためのレバレッジを持っていると言います。

ロス氏は「視聴率の差が縮まり、AEWはWWEが稼ぐドルを得るべきだと主張出来るようになった。WWEのRAWとスマックダウンは長い間、重要なTVにおける資産でした。AEWがそれを嗅ぎ付ける事ができるということは、実際に牽引力があるということを示しています。」

パークレイズのメディアアナリスト、デビット・ジョイス氏は「AEWには視聴者がいて、指し示すものがあるので、その視聴者層を維持し続けて、広告主を惹き付ける為に経済的に成り立つ事を証明できれば、AEWにとっての基盤を作るのに役立つでしょう」と話します。

カーンはAEWの勢いを維持するための具体的な計画について詳しく語らず、これまで同社が成功してきたことに焦点を当てました。

「AEWが人気を博している理由の一つは、他の場所でレスリングをして経験を積んだレスラーと、ここで成長したスターが有機的に見事に融合していることです。若いスターと確立されたスターがうまくブレンドされていなければなりません。」

WWEは数十年に渡って、ファンからの支持を得ており、AEWよりも遥かに大きなグローバルな活動を行っています。しかし、ジョイス氏はWWEはその戦略を洗練させる必要があると指摘しました。

「WWEは世界的に人気のあるレスラーを使ってきた事を改善する必要があります。その戦略は、AEWが新進のライバルであることに変わりはありません。WWEはブランド開発と世界的な認知度において、何十年も先行しています。」

ロス氏はストーリーラインや新人レスラーの育成不足に対する不満について何年も前からある事に対し、次のように述べました。

「ロスターはかなり老朽化しており、プロダクトは必要とされる程新鮮には見せません。つまり、AEWのためにドアが開いたのです。」

この競争は、最終的にはファンにとっても良い事だと言えます。ボイス氏が指摘するように今では週に4日間も、プロレスファンが見るべき物はあるのです。

最後にカーンはこのように述べました。

「我々が始めたとき、自分達はチャレンジャー・ブランドであり、オルタナティブな存在した。今は大きなプロレス会社になりました。でも、ファンは選択する必要なんてないんだ。」

Business Insider

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