ROH：ルーシュ「アンドラーデと私が友人であることは誰もが知っていますし、誰もが私達の最近の会話について知りたがっています。」

 

PPV「Anniversary Show」のメインイベントでルーシュはROH世界王者としての試合を拡大しようとしています。2度の王者経験をもつジェイ・リーサルに勝利することでROHの顔としての地位をさらに高めることになります。

ドラゴン・リーの兄であり、ラ・ベスティア・デル・リングの息子として知られるルーシュは彼の新しい派閥であるLa Faccion Ingobernable（LFI）に意味をもたらしました。ROHでは、勝利のためには手段を選ばない不死身のチャンピオンとして位置づけられており、その役割を見事に果たしています。

Sports Illustratedのインタビューでは、タイトル防衛戦、ROHでの家族での仕事、長年の友人であり新たなフリーエージェントとなったアンドラーデについて語りました。

SI：アンドラーデがWWEからリリースされたことは大きな話題ですね。あなた達の歴史と友情を考慮すると、アンドラーデがLFIとしてあなたの側で活躍してくれることを望みますか？

「アンドラーデは、全世界で最も偉大な選手の１人です。私達が友人であることは誰もが知っていますし、誰もが私達の最近の会話について知りたがっています。LFIは驚きに満ちています。今後、数ヶ月のうちに人々はそのことを知るでしょう。」

SI：あなたはチャンピオンとして君臨し、キャリアを決定づけるような活躍をしています。ROHのチャンピオンとしてこれまでで一番誇れる瞬間は何ですか？

「メキシコ人のチャンピオンとして、ROHとその偉大な歴史を代表出来ることをとても誇りに思っています。」

SI：ジェイ・リーサルはROHのプレミア・スターとして知られています。LFIとファウンデーションの確執を深めることに加えて、PPV「Anniversary Show」はROHの顔としての地位を確立するために必要な機会と言えるでしょうか。

「ジェイ・リーサルの時代は終わったんだ。PPVでそれを明らかにするつもりだ。今後、ROHはエル・トロ・ブランコとLFIの元に成り立っていることを証明するだろう」

SI：あなたとドラゴン・リーの契約についてはWWEを含め様々な報道がありました。なぜROHがベストな選択だったのでしょうか。

「ROHは私達のホームです。私は今、チャンピオンだし、自分自身でも、ROH自体でも達成したい目標があるんだ。」

SI：ROHのタイトルに加えて、ケニー・オメガの持つAAAメガチャンピオンに挑戦することは考えていますか？

「現在、メキシコではインディペンデントなんだ。新しいカンパニーをスタートさせて、本当のブームを起こそうと考えてる。さらなるサプライズを用意しているよ。ケニー・オメガは無敵じゃない。もしルーシュのリングに上がればすぐにそのことを学ぶだろうな。」

SI：世界で最も優れたレスラーは誰かという議論はよくありますが、ドラゴン・リーは間違いなくそのトップに位置します。今回のショーでは予想外の手術をすることになってしまいましたが、彼がリング上で特別な存在である理由はなんでしょうか。

「私達は父から学んできました。そのおかげで、私達の行う全てが特別で意味のあるものになっています。父はいつも多くのことを要求してきましたし、私達が今あるのは父のおかげです。私達は常に最大級のものを提供し続けます。それこそが人々が目にするに値するものであり、私達が学んだことです。父は私達にそれ以下のものを与えないようにしてきました。」

SI:メキシコで新事業である「Toro Blanco Fast Foods」の立ち上げおめでとうございます。このアイデアはどのように生まれたのですか？

「全ては妻のおかげです。彼女は私のやること全てをサポートしてくれます。彼女と一緒に「Toro Blanco Fast Foods」を始めることは私にとっても大きな喜びです。メキシコの皆さんには是非味わって欲しいです。躊躇する必要はありません。何故なら品質は最高水準に保たれるからです。」

SI:家族の話になりますが、父親であるラ・ベスティア・デル・リングとROHで一緒に働けることをどのくらい誇りに思っていますか？

「父に会う度に誇りに思います。彼は規律、犠牲、汗と涙から成功を生み出しました。彼はまるで実際の年齢の半分の年のように見える程、レスリングをしています。ROHは人生のチャンスであり、なぜ彼が私達の父親であり、私達前進が従うべき基準を定めているのかを世界に示すつもりです。」

SI：ROHでの次の目標は何ですか？

「LFIをROH史上最もパワフルな集団にしていきます。そして、私と一緒にリングに上がる全ての人間が、エル・トロ・ブランコに手を出せば、この角が突き刺さることを理解するでしょう」

Sports Illustrated