AEW:コーディーのLGBTQプライド月間チャリティーTシャツを巡り炎上、ブランディが参加意義を説明
AEWのEVPであるコーディー・ローデスはLGBTQプライド月間を記念して、新しいチャリティTシャツを火曜日にリリースしました。コーディーはツイッターでこのシャツの売上金を「National Center for Transgender Equality」に寄付すると発表しました。しかし、この投稿はツイッター上で批判を受ける形となり、あるファンがコーディーの名前がこのプライド・シャツに付けられなければいけないのかと疑問を抱いたようです。
なぜAEWのプライドシャツだけではいけないのか、自分の名前がついている必要があるのか。むしろ、ナイラ・ローズやソニー・キスのTシャツのように、彼等がコミュニティの一員である事を示すものであるべきではないか、という内容を投稿しましたが、ブランディ・ローデスはこれに対し、コーディーはこのチャリティに貢献して、誰かが利益を得れるように自分のプラットフォームを提供し、0ドルでそれを受け入れた、ということを強調しました。また、AEWでは誰もがチャリティのためにシャツを作る事も出来るし、対処しないということも尊重されることを明かしています。
コーディーはツイートで「National Center for Transgender Equality」が差別や暴力、機会制限など影響を受けた人が直面する無数の問題を解決するための支援を行っていると加えています。
Happy #pride
— Cody (@CodyRhodes) June 1, 2021
Excited to release this charity tee! TODAY AT 1et.
The National Center For Transgender Equality helps individuals face discrimination, violence, opportunity limitation, and a myriad of other issues facing those affected. https://t.co/XsM9i8GrPF pic.twitter.com/8a6BmqejDZ
この手の問題に、当事者ではない人間が支援を申し出たとき、ビジネス上のポーズと捉えて攻撃を受ける場合があります。コーディーの場合も自分のオリジナルロゴをレインボーカラーで彩ったものであることから、このような議論が巻き起こりました。しかし、AEWの場合、ナイラやソニーのような当事者が側にいた上で、副社長であり大きなマーチャンダイズのパワーを持つコーディーが率先して、行動を見せるということは団体としてのメッセージを含むものであると感じます。同時にブランディは、それに対処しないということも尊重される旨を加えたことで、多様であることを指し示しています。マーク・ヘンリーのインタビューの中であったようにスペシャルオリンピックスへのサポートなど社会的活動は企業姿勢とも直結する話題であると言えます。
Wrestling Inc
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